風の森通信 第2071号


雛飾り


 今日から広間席では七段飾りが私たちを出迎えてくれました。
毎年二月のこの頃から三月三日までしかお目にかかることができません。


 花は蠟梅そしてあけぼの椿、花入は萩の尺八で泥詩造。
とてもすっきりとした花の佇まいです。


 更々棚を使っての大炉後炭手前、包帛紗そして筒茶盌。


 次回二月二十五日のお稽古は、再度大炉後炭手前を教えて頂くことになりました。年に一度くらいしか教えて頂く機会が有りませんのでありがたいことです。



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風の森通信 第2070号


温度差18℃



 仙台の日中の最高気温はまだ2月だというのに17℃と櫻の咲くころの陽気です。
夜になって冷え込んで風も強く最低気温が氷点下1℃となり、日中と夜の温度差が18℃となりこんな大きな違いは初めての経験です。

 午前中暖かくなったこともあって歩いて家庭菜園へ。
三月に入ったら大型耕運機を入れ耕してもらうための事前準備をしてきました。
おかげでいい汗をかきました。


 今年から作付面積が120坪になり、昨年の約倍程度の広さになります。
震災後から始めた家庭菜園もいよいよ今季で7年目に入り、自称〝小さな兼業農家〟にチャレンジです。
今年の目標は〝自家採取した種〟で栽培することで、南瓜やハックルベリー、鷹の爪等今から楽しみです。



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風の森通信 第2069号


春一番の月釜 薄茶席



■日時:平成二十九年二月五日(日)午後二時~
■場所:仙台市青葉区北山 輪王寺 半杓庵
■席主:小池 宗昌 氏


 床   淡々斎筆  春光生福澤

  花    有楽椿  鶯神楽
  花入  萩                十二代陶兵衛造
  香合  淡々斎好  己寶珠 淡々斎在判箱 即全造



  釜    霰平丸            正直造
  炉縁   唐松蒔絵           葵春造


  棚    鵬雲斎大宗匠好  竹寿     秋峰造
  水指   古銅写           香齋造
  薄茶器  白檀塗 座忘斎御家元在判箱 萬象造
  茶杓   瑞巌老師昨  銘 鶴
  茶盌   雪花繪  鵬雲斎大宗匠箱    九代長左衛門造
    替   赫地紅白梅画         祥平造
    蓋置 青交趾            善五郎造
    建水 高取             碧山造
  御茶   松の緑              芭蕉園詰
  菓子   下萌             賣茶翁製
  菓子器  内朱丸盆 鵬雲斎大宗匠箱   表恵造


 年初めての二月の輪王寺月釜。例年であれば水道が凍ったり雪が積もっていたりするのが常ですが、今日の仙台は雪もなく立春に相応しい穏やかな日和となりました。
正客は濃茶席、薄茶席も宗偏流の菅原宗玉先生。

 〝春光生福澤〟
春の伸びやかな光に命が芽生え、豊かな希望の福が皆様に訪れますようにと。
香合の己寶珠は淡々斎が還暦の折に好まれた寶珠で、松竹梅の絵があるおしゃれな香合です。己は淡々斎がお生まれになった干支。

 お花は有楽椿。
京都等持院にある有楽椿は別名〝太郎冠者〟とよばれる侘助椿で、高貴な花の色合いが小池先生のお好きなお花とご紹介がありました。枝物は鶯神楽で室内に入れようやく赤味がでたとのこと。小さな蕾の色にまで気を使っていただいた小池先生の心遣いに感謝です。

 お釜は霰がきれいな平丸で鐶付は鬼面。
炉縁は新春にあわせ唐松蒔絵で棚は竹寿棚、棚に映える水差は真葛宮川香齋ですっきりした姿です。模様は中国の武具に使われいたもののようです。
また菓子器の一つが、学校茶道の委員長を退任された記念に頂いたとご紹介と御礼がありました。

 使われたお水は、社中の方が富士山の伏流水をわざわざ汲んできた名水で点てていただいたものでした。お茶は芭蕉園詰の〝松の緑〟で香りもよくとてもおいしいものでした。薄茶器は白檀塗で、金箔の上に漆塗りを施し模様を浮かび上がらせるという見事なものでした。
お茶杓は後藤瑞巌老師作でご銘は〝鶴〟濃茶席でも鶴が眠っておりましたがこちらのお席では飛んでおられます。

 お点前をされたのはイギリスの女性の方。
お茶がお好きな雰囲気がとても良く伝わり、丁寧にお茶を点てていただきました。菅原先生から最後に〝外人さんに負けないようにお稽古に頑張りましょう〟とのお言葉!!
今日のお席のテーマは新春にあわせての〝松竹梅〟だったでしょうか。

 菅原先生に教わったことがあります。
〝円香(えんか)を聞かせてもらいます〟ということ。
お濃茶を飲み終わった後に古服紗の上にお茶盌をのせ、顔を近づけてお茶の香りを楽しむことだと教えて頂きました。
これまでは濃茶をいただくとき一緒に香りも楽しむものだとばかり思っていましたが、飲み終えた後に改めて香りを聞くことだったのです。

 大沼先生と小池先生のおもてなしの妙を存分に味わわせていただき、名残を惜しみながら輪王寺を後にしたのです。


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風の森通信 第2068号


立春



 今日は立春。
穏やかな日差しで春の予感です。
昨夜節分でまいた豆ひとつ、机に残って春立てり 。

 広間に移り大炉での初炭手前、濃茶そして筒茶碗。
床には曙椿そして蝋梅。



 客席から炉の中の火がよく見えてまいります。

雪輪瓦に火の灯りが写ります。


 御茶は杜の昔。
おいしく頂くことができました。
来週は祝日のためお稽古はお休みとなります。

 明日は輪王寺での月釜。
小池先生のお席が楽しみでございます。



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風の森通信 第2067号


久しぶりの大雪


 今朝の仙台市泉区は積雪15cmで久しぶりの大雪です。
米沢に住んでいる人に“こんなの大雪なんていわないよ”と言われそうですが・・
家の前の道路の雪かきを必死こいてやりました。
おかげでたくさん汗をかきました。
かくことが多くなる冬、もうしばらく雪と付き合わなければならないようです。



 午後から友人たちと一緒に、櫻岡大神宮の節分祭豆まきに行ってきました。
朝方降った雪は日中気温が上がったこともあって、嘘のようにすっかり消えてしまいました。

〝天打ち、地打ち、四方打ち、鬼の御魂打ち祓え 福は内、鬼は外〟


今日二月三日は冬が終わり春を迎える季節の変わり目の日の節分祭。
境内には舞台を設置され、裃を着けた年男年女による豆まきが行われました。
天から降ってきた豆や餅、飴やチョコレート等を頂くことができました。
家に帰り福として頂いてきたお豆で改めて豆まきです。

〝天打ち、地打ち、四方打ち、鬼の御魂打ち祓え 福は内、鬼は外〟

これで不幸の連鎖とも〝エンガチョで〟おしまいです。

 明日は立春、仙台は最高気温が10℃との予想。
一気に春めいてきそうです。


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プロフィール

 冨樫 通明  (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)

Author: 冨樫 通明 (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)
NPO法人和の学校会員、和の学校仙台分校会員。
茶道を中心とした「和の文化」の実践と普及・拡大に取り組んでいます。
昔からあった美しい東北の四季、それを彩る催しなどもお届けしていきます。

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