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風の森通信 第766号


「もって菊」


 家庭菜園で食用菊の「もってのほか」が満開です。
この花をみているだけで「おいしだろうな!」とつい思ってしまいます。

正式な花名は「延命楽」
観賞用として、食用としてそしてお風呂に浮かべて浸かるのもよし!
食用菊の生産量では山形が全国一位です。山形では古くから秋の味覚として食べられ、郷土の味として親しまれてきました。
私の家庭菜園でも山形の実家からもって菊の株を分けてもらい育てきました。今朝摘んできてすぐにゆでて朝食でいただいてみました。
ほのかな菊の香りと少しの苦味、そして甘くしゃきしゃきとした食感がたまらなく好きです。

ゆでたもって菊を冷凍して炉開きの時の懐石料理の一品として使う予定です。
毎日食べ切れないほどのもって菊。
近くの農家の方々ももって菊は珍しいらしく、何軒かの農家の方々にお分けいたしました。ご近所の皆様方にもお分けしています。
もって菊は今月いっぱいとれるのでしばらく楽しめそうです。


 今日のお稽古は中置での後炭手前、包帛紗そして薄茶点前。
名残りの季節となりました。
来週は研究会参加のためお稽古は休みとなります。


和の学校仙台分校へどうぞ

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秋の味覚ですね

もってのほかがスーパーに並ぶと必ず買って、お吸い物や、おひたしにしていただき、しばし贅沢な気分を味わいます。

でもお風呂までは手がまわりません。(高いですe-260

こちらでは、黄色のもってのほかが出ておりますが、紫の花は知らない人も多いです。

大人の秋味

★さちりんさま
 花を食べるという習慣は昔はそんなに無かったのでしょうか!近年「もって菊」は品種改良され食べやすくなってきているのかもしれません。
しゃきしゃきとした歯ざわりは、花びら一枚一枚が筒状になっているためで、ゆでても形がくずれないこともその理由の一つです。
味も甘さとほろ苦さはまさに大人の秋味!
菊特有のほのかな香りが食卓にあふれます。
そして何より他の野菜の緑色とのコトラストがいいですね~!鮮やかな彩が食卓を飾ります。
今日は酢の物にしていただきました。
黄色もって菊も先日山形の兄から株分けしてもらいました。来年の秋も今から楽しみでございます。
コメント誠にありがとうこざいます。
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プロフィール

 冨樫 通明  (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)

Author: 冨樫 通明 (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)
NPO法人和の学校会員、和の学校仙台分校会員。
茶道を中心とした「和の文化」の実践と普及・拡大そして、昔からあった美しい東北の四季とそれを彩る催しを発信していきます。ドイツで生まれたVEEH HARFE(ヴィーハープ)演奏にも取り組み、癒しの音色をお届けしていきます。

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