風の森通信 第2045号
「紫蘇巻き」を作る
家庭菜園では大葉がいたるところに茂っています。
これは前年の大葉の種がそっちこっちにこぼれ落ち、春になって芽を出し大きく茂ってくれるからです。
大葉といえばこれまでお蕎麦や温麺などの薬味くらいしか使うことはありませんでした。以前古川の先輩から「紫蘇巻き」の作り方を教わっていたので、その詳細はクックパッドで確認してやってみました。
材料は家庭菜園で収穫してきた大葉、自家製のお味噌、胡桃、砂糖、片栗粉、白ゴマ、七味唐辛子そして最後の仕上げはゴマ油。
作り方はいたって簡単なものでした。
味噌、胡桃、砂糖、片栗粉、白ゴマ、七味唐辛子を鍋の中で温めながらかき混ぜたものを大葉の裏側に一文字に置きクルクル巻くだけ。
できあがったものを三つくらい楊枝に刺し、フライパンにゴマ油を入れ弱めの火加減で揚げるだけです。
写真ではなにやら海苔のような色に写ってしまいましたが深い緑色をしています。
作る際の注意点は大葉のサイズをあわせて油で揚げることと、中のお味噌などの具財があまりトロトロしないようにして巻き大葉からはみ出ないようにして揚げることくらいでしょうか。
大葉のパリパリ感と中の胡桃の入ったお味噌と七味の辛さがなかなかよろしい。
大量の大葉消費にはうってつけで、余った紫蘇巻きは冷凍保存をしてしばらく頂くことができそうです。
先週の土曜日のお稽古は、以前齋藤社中の一員だったTさんが久しぶりに来仙されたので飛び入り参加となりました。
小学校一年生の娘さんのМさんが、齋藤先生から教えていただいてお点前をしたり、お運びをしたりといい経験になったようです。お茶に興味をもってもらえたことが何より嬉しいこと。
大蓋での濃茶そして広間に移って立礼席での薄茶でした。
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