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風の森通信 第2262号


心を整える


 仙台はようやく雨があがりました。
気温も11℃まであがってくれそうです。

 昨日は大雨の中、釣釜での初炭手前、桑小卓を使っての茶通箱そして総荘でした。
茶室には雨音そして風の音がよく聞こえてきました。自分も自然の中に居るのだと、、、

 私にとって裏千家茶道は「心を整える」ための向き合う時間です。
心が塞いだり、迷いや不安があったとき
「あぁ、、私にはお茶があったのだ!」と思うだけで何度も救われてきました。

 先程自服して頂きました。
お茶は鵬雲斎大宗匠好の「翠芳の白」
お菓子はリンツのチョコレート。


この組み合わせがなかなかおいしゅうございます。


風の森通信 第2256号


令和三年 辛丑 (かのと うし)


 明けましておめでとうございます。
今年も大崎市岩出山の中森様より、阿部宗徹老師の干支の色紙を頂戴しましたのでご紹介させていただきます。


「丑 見牛人少覓牛人多」

牛を見る人は少なく、牛を覓(もとむ)る人は多し

廓庵十牛図第二見跡壊衲璉和尚頌
「見牛人少覓牛多、山北山南見也穈
 明暗一条来去路、箇中認取別無多」より


 コロナ渦のうちに新年は明けた。
誰もが、幸せのうちに夢と希望を膨らませて、新しい歳はやってくると思っていた。
何もかもが一変したかのような戸惑いがこの歳に持ち越された。
 釈尊の御教えは「諸行無常」。それなのに、世の中は変わっても、自分こそは変わりはしないと頑なに生きてきた。あたかも、変わるべきはそっちだというありさまに思える。諸行無常は新たな展開を約束している。
 科学文明の崩壊後、異形の生態系に覆われた終末世界を舞台に、人と自然の歩むべき道を求める宮崎駿の『風の谷のナウシカ』では云う、

 「私たちの身体が人工で作り変えられていても、私達の生命は私たちのものだ。生命は生命の力で生きている。その朝が来るなら、私たちはその朝にむかって生きよう。
私たちは血を吐きつつ、くり返しくり返しその朝をこえてとぶ鳥だ!!
生きることは変わることだ。王蟲も粘菌も草木も人間も変わっていくだろう。腐海も共に生きるだろう。
世界は変わる。人間も変わらなくてはならない。」と・・・

 私たちの「心牛」。それは「まこと」であり「真実」であり、とりもなおさず「仏性」である。今直面する困難は新たな目覚めへの扉。鍵を開けよう。
『漢書』律暦志によると、「丑」は芽が種子の中にあって、いまだ伸びていない状態だという。私たちの「まことの心」は誰にでも等しく具わるというけれで、文明社会に培わされ、自我に覆い尽くされ、他に求めることに慣れ、自身の「まこと」の扉を開くことに不得意となってしまったに違いない。

 良いことも、不都合なことも避けるこたができないこの世。新年の言祝ぎは、常に新たな我が心の発見から始まることだろう。

  臨済寺専門道場 阿部宗徹



日月新(にちげつあらた)

 明けましておめでとうございます。
昨年は健康でいられることのありがさを知る一年となりした。
入院生活もありましたが、落ち込んだ時や大変な時こそ必要になるのは〝夢中〟になれること。
ヘルマンハープ、裏千家茶道そして家庭菜園や短歌に俳句。それらやりたいもの限定ですが、時間をとって集中してやるのが私にとって元気の源です。
そして親しい友人と、新鮮で安全なおいしい野菜や食べ物があれば大丈夫。
元気で生きていられるからこそ、日々リセットができ新たなスタートを切ることがでができます。
これまで培ってきたことを基本に、新しい発見や新しい出会いが今から楽しみです。

 今年は〝健康第一〟を目指し、日々の生活を丁寧にやっていきたいと思っています。
コロナの終息を願い、明るい平和な年で楽しく無事過ごすことができ、来年もまた元気で年賀を申し上げたいと思います。 

 2021年 元旦  冨樫通明

風の森通信 第2214号


桜咲く


 今日はお稽古の日。
齋藤先生がお住いの町内会にある〝上杉杜の公園〟にある枝垂桜が八分咲きとなりました。
気温も16℃と暖かな昼下がり。
私一人だけでのお花見です。





 今日のお床は信楽の花入に曙椿そして啓翁桜。



 Nさんの釣釜での後炭手前。
全員が大圓之草。
丁寧な所作が続きます。
四月になったら透木釜の季節です。


和の学校仙台分校へどうぞ

風の森通信 第2213号


春彼岸のお稽古



 暑さ寒さも彼岸までと申しますが、寒気も次第に緩みはじめ、私にとってもうれしい季節の訪れです。


者流くればやどにま徒さくむめの花君可ちとせの可ざ志と毛三流 (春くれば宿に まづ咲く梅の花 君が千歳 の かざしともみる)


≪藪椿と伊予水木≫




≪伊予水木拡大写真≫


伊予水木は枝が細く華奢で分岐していて、花も小ぶりで一つ一つ小さくてかわいいお花です。
 
 今日の私のお稽古は、釣釜での後炭手前、行之行台子そして台子薄茶点前。
来週は大圓之草と齋藤先生より予告がありました。
齋藤先生をはじめ社中全員が新型コロナウイルス感染には気を付けながら、毎週のお稽古を楽しみにして参加しています。

 新型コロナウイルスで一言!!
発生や拡散そして危険性ばかりが連日TV等で報道され過ぎていて、私自身すっかり新型コロナウイルスの恐怖に洗脳されているような気がしてなりません。
陰性になり回復されている方々もたくさんいるわけで、その人数のことや体験談についてきちんと報道してもらいたい。明るい話がほとんどなく、これからの展望が持てないのが現実です。
でも必要な情報は素直に受け入れるし、日々の行動に生かしていきたいものです。

 今できることや、これからやれることはしっかりやる。
今できないことや、どうにもならないことは考えない。


和の学校仙台分校へどうぞ

風の森通信 第2195号

紅葉の賀
東北大学市民オープンキャンパス 第15回


◆日時:令和元年11月3日(日)午前9時~
◆場所:東北大学植物園 

 毎年文化の日は東北大学植物園が一日無料開放され、一般市民の方々に植物園の行事を通して親しんでいただこうとさまざまなイベントが開催されました。

 「紅葉の賀」の由来は源氏物語に遡り、第七帖は「紅葉の賀」の巻と呼ばれています。
退位された天皇のお住まいで、紅葉の盛りに四十歳から十年目ごとに、四十(よそじ)の賀、五十(いそじ)の賀として長寿を祝う会が催されていました。雅楽を演奏する人々が招かれてお祝いをしていました。当時の平均寿命は現代のような年齢ではなく、四十歳を過ぎれば長寿のお祝いが催されていました。
そのお祝いが紅葉の季節に行なわれたので゛「紅葉の賀」と呼ばれています。


 今年のオープンキャンパス「紅葉の賀」は、野点や琴演奏、文学部学生による弦楽四重奏、俳句会そして植物園内ガイド付散策などが開催されました。
 午後から文学部第一講義室で、東北大学名誉教授の佐藤伸宏先生による「おかしな」世界への招待状-宮沢賢治「どんぐりと山猫」を読む-という演題で公開講演会が開催されました。


 オープニング・セレモニーでは牧雅之東北大学植物園長、森本浩一文学部研究科長からご挨拶がありました。

 最初に伺ったのが杜の都伝統文化活性化実行委員会代表で、茶道裏千家正教授の小野宗智先生が席主の野点席。 



 お客様が気軽に座れるよう40席の椅子とテーブルが用意され、作法を知らないお客さまでも十分にお茶の魅力を楽しんで頂けるお席になっていました。


扇面   荊山老師筆  和敬



花入   美濃 色絵笛形  裕造







茶碗   替   童   華正造




 「紅葉の賀」にふさわしいお道具や銘が数多く並びました。
愛子五ツ森の湧水と甘めの御茶を使っていただき、おいしくそして楽しいお席でひとときを過ごすことができました。


みやぎの伝統文化親子おこと教室(越後屋恵美先生)の皆さま方



文学部学生の皆さま方による弦楽四重奏



 植物園内の紅葉を愛でながら、文化の日を存分に楽しむことができました。
「紅葉の賀」東北大学市民オープンキャンパスを開催していただきました、東北大学大学院文学研究科そして東北大学植物園の皆さま方に厚く御礼申し上げます。

 
和の学校仙台分校へどうぞ

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プロフィール

 冨樫 通明  (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)

Author: 冨樫 通明 (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)
NPO法人和の学校会員、和の学校仙台分校会員。
茶道を中心とした「和の文化」の実践と普及・拡大そして、昔からあった美しい東北の四季とそれを彩る催しを発信していきます。なたドイツで生まれたVEEH HARFE(ヴィーハープ)演奏にも取り組み、癒しの音色をお届けしていきます。

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