風の森通信
「和の文化」(茶道、短歌、俳句、東北の四季・歳時記)発信ブログ
風の森通信 第443号

木の葉がせがむ


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               木の葉がせがむ

                            冨樫 通明

        毎朝いつもの散歩道
        小鳥たちの声は忙しそう
        あたりはすっかり紅葉し
        風が吹くたび木の葉は栞となって落ちてきて
        連れていってとせがむのです

        昼は芝生に寝転んで
        日向ぼっこをしながら
        あなたのことを思っていると
        話している僕たちの間に木の葉が割り込んで
        話に入れてとせがむのです

        仕事が終わった帰り道
        鞄を片手に坂を下る頃
        軽い足取り聞えてきます
        振り返ると赤や黄色の木の葉がついてきて
        一緒に帰ろとせがむのです

                            (H19.10.26)


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風の森通信 第373号

シャンソンコンサート

 ・平成19年2月18日(日) 16時〜
 ・いわき市 Bar-QUEEN
 ・山田恵子(Vo)、高木佳子(Vo) 他
  竹中敏子(Pf)

 久しぶりのシャンソンコンサート。
ライブハウスは満席で、ステージの歌手の声が直接耳元に届きます。二部構成で約20曲、ドリンクを飲みながら楽しむことができました。
印象に残った曲は「それぞれのテーブル」、「夢の中に君がいる」、「コメディアン」、「風が連れ去った恋」そして「わかっているよ」

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その中でも「夢の中に君がいる」が今も心に残っています。

                    作詞:サルヴァトーレ・アダモ
                    作曲:サルヴァトーレ・アダモ
                    訳詞:岩谷時子

        ごめんなさい 少女の頃を想い出してたの
        そんなにこわい顔しておこらないで
        あの頃もう私はあなたを愛してた
        それだからこの歌をくり返えし唄うの
        それだから唄うのよ この歌をいつも

        腰に手をかけて そんな目をしないで
        あなたこそ 私の最後の恋人

        探していた人はあなただけなのよ
        抱かれた時は私もあなたのものよ
        それでもふるえて明日を思えば
        やがては終るのね 二人の恋も
        やがては終るのね 夢のような恋も

        腰に手をかけて そんな目をしないで
        あなたこそ 私の最後の恋人

        ランララララララ〜ララ
        あなたこそ 私の最後の恋人
 

 1965年にアダモが歌い、日本では越路吹雪が歌っていました。
囁くように歌われ優しく流れていきます。

「君を一番愛しているよ」といいながら、男性は昔の恋の話をしてしまったのでしょう。そのことがきっかけで、女性は彼のもとを去っていくというのです。
昔の夢の中に君はいなかったけど、今は君が夢の中にいると言っているのに。最後の恋人であるなら、そんな昔のことは許してあげればいいのに。彼が怒ったり、がっかりして頭を抱えている様子が目に浮かんできます。
恋愛中は相手の人のいいところを見続けることができるし、欠点さえも良い方向で見てしまうから幸せと感じることができるものです。
でも、なにかのきっかけでその欠点を見過ごすことができなくなった時、別れというものが意識の中に存在してくるのかもしれません。その欠点というのは、以外に自分が持っている欠点だということも多いのではないでしょうか。

 その後の恋の行方はどうなったのだろう。
やっぱり別れてしまったのか、それとも仲直りしたでしょうか。
もし歌の続きがあるなら、どんな展開の歌になっただろう。
いつの時代も、恋は不思議でそして難解なもの。


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