風の森通信 第471号
春が来る
また春がくる
いつものように強い風が吹く
吹いてくる風は三寒四温
春一番が忘れていったものは
風邪ひきの吾そして残された五感
でも こうしてまた春がくる
先週の月曜日から水曜日まで高熱を出してしまい会社を休んでしまった。
十年来風邪もめったにひくことはなかったが、今回だけはどうにもならなかった。
平熱が35℃を少し越える程度の私なのだが、39℃を過ぎると死ぬのではという不安が襲ってくるものだ。
そんな時はなにをするのも総てが面倒なのである。
薬を飲むのも面倒。
話をするのも面倒。
食事を摂るのも面倒。
検温することすら面倒。
考えるのも面倒くさいのさい。
でも高熱にうなされながらも、おいしいものをいただいくことができました。
香川県産の「ふるーつ物語」という小さなみかん。
直径は5~6センチ程度で、サイズ的にはSか2Sといったところだ。一つひとつ「まる曽」と印刷された袋に入れられ、おまけに葉まで付いていて皮は非常に薄いのが特徴。
後で教えてもらったのだが、甘みは15、6度もあるとのこと。
こんなに甘くておいしいみかんは初めてであった。
風邪の時といわず、またいただきたいものである。
今日のお稽古は後炭所望そして薄茶総荘り。
薄茶の時に出された干菓子はごらんのような甘酒ボンボン!
これは以前同じ齋藤社中におられ、東京に転勤となったT・Mさんから届いたとのこと。
ありがたいことでございます。
きれいに並んでいるのにいただくのが誠にもったいない。
今日でお茶室に飾られた雛人形たちとはまたお別れです。
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