ターシャ・テューダーの死を悼む
私がターシャ・テューダーの存在を知ったのは今から3年前の夏、NHKで放送された「ターシャ・テューダー四季の庭」というテレビ番組でした。
アメリカの片田舎で広大な土地に草花の種を蒔き、四季折々に咲き乱れる花々に囲まれながら、自給自足の生活が紹介されておりました。
さっそくその写真と彼女の言葉で綴られた「ターシャの庭」の本を買ってきて、時折本をめくるのが楽しみです。
彼女は花や野菜そして果物を育てること、絵本を描いたり人形を作ること、子供たちや孫の育てることも彼女にとって総てが創り上げていくこと。一人何役もこなし、生きている毎日が創作活動だと言っていたのを記憶しています。
高度に複雑化した現代社会の中でもそれを実践してきたわけですから、人間として一つの生き方の見本を示してくれた偉大な作家だったと思っています。
彼女の絵本やその他の本などを読む度に、彼女が普段話していた言葉が今も甦ります。
「人生は短いのよ。文句を言っている暇などないの、目の前にある幸せを精一杯味わうことよ」
「思う通りに歩めばいいの」
「この庭もいずれは自然に帰してやるつもりよ」
自分の人生を考えるとき、庭の畑や草花の手入れをするとき、大自然の中にいるときなど彼女の言葉を思い起こすことができるでしょう。
遺体はアメリカでは珍しく火葬され、その後自然葬として遺灰は彼女の庭にまかれたことを最近知りました。
おそらく彼女の遺言だったのでしょう。
庭を元の自然に帰すといっていたとおり、自分の遺灰をも自然に帰したわけですから。
今生きているのは、地球の自然や人間が作り出した物を一時的にお借りし、楽しく生きていこうということ。
借りていたものを元の自然に返すという生き方こそが、地球に生きるものにとって本来あるべき姿なのだと示唆しているようです。
彼女の写真集や絵本を見る度に、私自身これからずっと歳を重ねていくのも悪くないものだと思うようになってきました。
今夜はゆっくりページをめくりながら、ターシャ・テューダーのご冥福をこころよりお祈りしたいと思います。
今日のお稽古は和巾そして葉蓋での薄茶点前。
葉蓋の扱いでつかわれた葉は「紅芙蓉」
織部の水指に葉蓋の取り合わせも涼しげです。
そして葉の上にある露の玉を見ているだけでも不思議に涼を感じるものです。
明日は、和の学校仙台分校「お茶を楽しむ会」8月例会です。
暑さをしのぐどのようなおもてなしが私達を待っているのか今から楽しみでございます。
和の学校仙台分校へどうぞ
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どんな絵本が生まれるでしょうか。
mixi仲間のSさんに今朝こんなコメントを書きました。
昔々、人は鳥と仲良しだったのでしょうか?
人は昔、狩りをしたり卵を取ったりしたので、今では鳥たちからは話もしてもらえなくなりました。
背にあった羽も、歩いたり走ったりしかしなくなった人間には、いつのまにか羽は不要になって失くしてしまったのでしょうね。
今では天使のふわふわした羽は、絵画や結婚式のアイテムでしかお目にかかることはできません。
でも木は今でも鳥たちと仲良し!
ん〜
こんなお話の絵本はいかがでしょう。
鳥はいつも遠くまで飛んでいって、その土地のお土産話をいっぱいしてくれるわけです。
遠くの仲間の木のことや、遠くの空のことや、遠くのおいしい水の話しや、紅葉したおしゃれな話など・・・
「ねぇねぇ聞かせてよ!」
根を張っているので動いたりましてや空を飛べない木は、枝にとまってくれる鳥たちにいろいろ質問をするわけです。
でも鳥はすぐに飛んでいってしまいます。
木は鳥にいいました。
「私の高いところにある枝の所に、君たちの寝床を作っていいからさ〜」
「だからもっとお話聞かせてよ!」
さちりんさんが書いた絵本を読んだ子供たちは、どんなお話を聞きたがるでしょうか!
きっと緑がいっぱいある絵本になるでしょうね〜
さてさてどんな絵本が生まれるのでしょうか。
今から楽しみでございます。
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