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風の森通信 第281号


 先生のお宅に伺うとすぐに広間に案内された。
そこには机が置かれ、前には赤の毛氈が敷かれていて、二人の先輩たちと一緒に神妙な面持ちで座った。

    年来就執心修道
    今般正引次資格
    授與致者也愈々
    修業成可肝要
    依如件

一人ひとり先生から読み上げられ許状を頂戴する。
愈々(いよいよ)修業肝要成る可(べ)し。
身の引き締まる思いであった。

その後、路地を通り蹲踞(つくばい)の前に進み手水を使い、躙口(にじりぐち)から席入り。

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  床    無   大亀和尚筆

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無とは、「1」でもなくそしてまた「0」でもないということであろうか。
それとも「0」からの再スタートという意味がこめられているのか。
後日、先生にゆっくりお話を伺いたいと思っている。


  花    土佐水木と西王母

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斉藤先生から炭点前と真之行臺子でのお点前で祝っていただきました。
主菓子も桜薯蕷饅頭をはじめ七種。
一度にこんなに沢山のお菓子をいただくのは初めてのこと。

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これまでよりもお道具が大事に扱われ、一つひとつそして丁寧に先生のお点前が進みます。
指露切りと言っただろうか、私にとって初めての所作がありました。
できるようになるのだろうかという不安とともに、必ず覚えたいという気持ちも膨らんできます。

 尚更茶道大切にし誠意をもって修業成すべき者也。

許状はいたただけるものの卒業はない。
これからもずっと勉強ということになる。
先生にこれまでお導きいただいたことへの御礼と、これからのご指導とお願いの言葉とさせていただいた。

 今日から石油ストーブがお茶室から外されて外気と同じ気温。
肌をさす風の冷たさはもうない、ラジオからは静岡での花の便りが聞こえてきた。

テーマ : 趣味と日記
ジャンル : 趣味・実用

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プロフィール

 冨樫 通明  (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)

Author: 冨樫 通明 (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)
NPO法人和の学校会員、和の学校仙台分校会員。
茶道を中心とした「和の文化」の実践と普及・拡大と、ヘルマンハープ演奏にも取り組んでいます。
昔からあった美しい東北の四季、それを彩る催しそして癒しの音色などもお届けしていきます。

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