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風の森通信 第319号

  
「蝉時雨」
 
 台風がきているせいか夏の暑さが戻ってきて、また蝉の鳴き声が勢いを増して聞こえてきます。
日本にいれば、夏の暑さと蝉の鳴き声はいつも一緒。
でも蝉のすんでいない国の人が、この音を聞いたらどのように感じるのでしょうか。
以前日本映画が外国で上映されたとき、蝉の鳴き声がわざわざカットされていたと新聞に載っていました。
映画の題名は忘れてしまいましたが、日本人がそれをみたらきっと味気ないものになっていたでしょうね。

photo_18081202.jpg

その場面をみなさんお一人おひとり想像してみませんか?

蒸し暑かった夕暮れ時。
普段の会話が聞こえないくらいの蝉の鳴き声、若い恋人どうしが話をしているシーン。

  「だから・・」
  「えー?」
  「あなたのことが好きだから」
  「あなたの後はなんといったの?」
  「初めて言葉にして言ってみただけ」
  「今なんていったの?蝉の鳴き声でよく聞こえない」
  「・・・・」
  「ん?」
  「なんでもない・・」

「蝉時雨」という言葉があります。

photo_18081801.jpg

 (仙台市泉区:宮城県立図書館内遊歩道を歩けば蝉時雨)

映画のようなシーンの中に自分がいたとしたら、どんな状況の私なのでしょうか。
耳をつんざくような蝉の声を聞いていても、雑音と感じないのは日本人特有の感性なのかもしれません。
「蝉時雨」の音を楽しんでいるということにもなるのだろうか。

夜の散歩をしていると、コオロギやウマオイの小さな鳴き声が聞こえはじめてきました。
秋が静かに、そしてゆっくりとやってきています。
一ヶ月も過ぎれば今度は「虫時雨」

和の学校仙台分校へどうぞ

テーマ : 趣味と日記
ジャンル : 趣味・実用

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プロフィール

 冨樫 通明  (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)

Author: 冨樫 通明 (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)
NPO法人和の学校会員、和の学校仙台分校会員。
茶道を中心とした「和の文化」の実践と普及・拡大そして、昔からあった美しい東北の四季とそれを彩る催しを発信していきます。ドイツで生まれたVEEH HARFE(ヴィーハープ)演奏にも取り組み、癒しの音色をお届けしていきます。

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