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風の森通信 第320号

  
「Reset」
 
 最近のニュースの中で悲惨かつ不可解な事件が多い。
特に子供が犠牲になる事件、子供が起こす事件、些細なことから殺人事件まで発展している事件が目につく。
どれにも共通するのが、簡単に人の命を扱い奪っているということだろうか。

面と向かって会話する時代から、メールなどで顔をみないで意思疎通を図っている時代となった。一概には言えないが、そのことにより人間関係の絆が弱くなっていることもその一因ではないだろうか。
私自信、会社の中ではメールが重要なツールとして扱われ、上司やスタッフと面と向かって話しをする機会も減ってきているし、お酒を飲みながらのコミュニケーションも激減していることも事実である。
新聞の記事の中に「リセットしたかった」という言葉が載っていた。
いやなことがあればそこから逃れるために、全て消し去ってしまいたいというのだろう。

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「Reset」(リセット)
コンピュータのOS(Operating System、コンピュータを管理する基本ソフトのこと)が、何らかの原因で制御不能になった場合強制的に起動しなおすことをいう。使用中のソフトで保存していないデータなどは全て失われるので、安易に行わないほうがよいとされている。
他にゲームでは、途中であっても点数や成果が思うようにならなかった時など、最初からやり直しするために簡単にリセットして使われている。
こんなことが背景にあってか、ゲーム感覚的な考え方で自分の意識をリセットし、人の命をあまりにも軽く扱っているのかと思うと背筋の凍る思いがしてくる。
ゲームでは、人間をボタン一つで簡単に倒したり殺したりすることは普通に行われている。倒れる時の悲痛な叫び声だけが聞こえてきて、痛いとか苦しいとか一切言葉として出てこない。
そして1~2秒後に、画面から自動的に人間が抹消されていく運命にある。
ゲームをやっていれば、相手の痛みが分からないのは当然としか言いようが無い。
社会の動きを昔に戻すことは不可能であるが、一人の大人として何か行動しなければと記事を読むたびに痛感している。

 和の学校仙台分校の基本理念として「現地で学び体験しながら、和の文化を未来に伝えていく生涯学習の場としていく」ということを謳っている。
ずっとこれから先のことを考え「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」そんな思いで取り組んでいきたい。
大人だけが楽しむのではなく、子供たちも気軽に参加しやすい環境をつくり、一緒になって活動を展開していかなくてはと改めて思っている。
さまざまな事件の責任の一端が、そのことを怠ってきた我々の年代にもあるのだと反省しなければならない。



床    「露」    槿花咲清風

             槿花(きんか)清風に咲く

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 ちょうど今は槿(むくげ)の季節。
街の中にはいろいろな種類の槿が咲いていて、私達の目を楽しませてくれます。
今日のお稽古は「行之行台子(ぎょうのぎょうだいす)」「台子を使った貴人点薄茶(きにんだてうすちゃ)」
なかなか思うようにお点前が進みません。
今回、斉藤先生から点前席右後方から指導をしていただきました。
いつもと違う角度からのもので、柄杓や茶杓の高さそして位置などがいつもと違っていてたいへん勉強になりました。
ありがたいことです。


和の学校仙台分校へどうぞ

テーマ : 趣味と日記
ジャンル : 趣味・実用

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プロフィール

 冨樫 通明  (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)

Author: 冨樫 通明 (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)
NPO法人和の学校会員、和の学校仙台分校会員。
茶道を中心とした「和の文化」の実践と普及・拡大と、ヘルマンハープ演奏にも取り組んでいます。
昔からあった美しい東北の四季、それを彩る催しそして癒しの音色などもお届けしていきます。

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