風の森通信 第388号
「杜の都仙台」
光はまだ若く風薫る今日この頃。
散ってゆく花の儚さに心を奪われている間に、欅の若葉が太陽の光で輝き始めておりました。
寒くて雪の多い冬から開放され、万物の命が一斉に甦るのはこの季節だけ。
このときのために長い冬も耐え忍ぶことができたのです。
一年も待っていたのは花過ぎて緑に移るこのときのため
H19.4.28 冨樫通明
もうすぐ仙台の街は新緑に覆われ、無数の若葉の葉ずれから風が立ってついつい深呼吸をしてしまいます。
お稽古は炭付花月、濃茶付花月そして平花月。
今日で炉は塞がれて五月からはまた風炉の季節です。
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