風の森通信 第411号
故郷からの宅急便
午前十時頃に故郷山形から二つの宅急便が届いた。
「さくらんぼ」そして「細竹」
「さくにんぼ」は山形県高畠町の農事組合法人屋代農業生産組合の中村さんから届けていただきました。
品種は「紅秀峰」
大粒で張りがよく、甘味が強いのが特徴。
サクランボを代表する佐藤錦は甘味と酸味が特徴だが、「紅秀峰」は酸味が苦手な方や、食感・大きさを求められるお客様にはお薦めとのこと。
食べてみるととてもフルーティーな感じといえようか。
表面の皮がはじけたと同時に、甘い雫がどっと口の中を満たしてくれます。
新品種の「さくらんぼ紅秀峰」の味を楽しむことができました。
「細竹」は山形市の兄から届きました。
地元では「曲竹」とも呼ばれています。
生でも食べられるほど柔らかく苦さもない。
さっそく皮を剥いてお味噌汁に入れていただきました。
竹の香りと噛んだときの歯触りは、若い竹だけが持つ特徴といえるのかもしれない。
来週の朝茶事の時にも使えそうである。
兄は山登りが好きでよく県内の山々を歩いている。
この細竹は月山の登山道付近にあったものを採ってきてくれたのだ。
「さくらんぼ」そして「細竹」、山形のこの季節を代表する味を楽しむことができたのです。
*農事組合法人屋代農業生産組合様へのリンクにつきましては、中村様からご承認をいただいております。
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