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風の森通信 第468号


パウンドケーキ


 先日、私も何人かの女性の方々から「バレンタインチョコレート」を頂いた。
生チョコや板チョコ、そしてセットもの・・・・
頂いた瞬間から、来月のお返しのことをもう心配していた。

 そんなこともあって昨日の日曜日、居間でゴロゴロして雑誌を見ていたら、「クッキーやケーキを作ってお返ししちゃおう!」という記事が目についた。
なるほどそんな手もあったのかと思い記事を読んでみた。
作り方も丁寧に書いてある。それにきれいに撮られた写真がいっぱい載っていて実においしそうであった。いろいろなメニューがある中でも一番手軽に作れそうだったのが「パウンドケーキ」であった。
試してみようと思い立ち、夕食を済ませた後ごそごそと道具や材料の探し方から始まった。
やったことのない分野の本を読んでいると、知らないことがいっぱいあって勉強になるものだ。材料の分量がそのままケーキの名前になるとはまったく知らなかった。
パウンドケーキの材料となるバター、砂糖、卵、小麦粉をどれも同量の1パウンド(ポンドと同じで453.59g)ずつ配合していたことから「パウンドケーキ」と呼ばれるようになったということを。
お菓子をいつも作っている方々から「そんなことも知らなかったの?」といわれそうだ。
それにしても一番初めに作り始めた人は、よほどお菓子の名前を考えるのが面倒だったと思えてならない。でもその名は個性的で一度覚えたら忘れることはない。
今回私が準備したのは、材料をそれぞれ約半分の200g。
とはいっても甘さを控えるため、グラニュー糖は150g、小麦粉も150g、卵2個、他の材料としてはクルミ、フルーツMIX洋酒漬、ラムホワイトそしてベーキングパウダー小匙少々。
材料の重さからしていえば「ハーフパウンドケーキ」と言ったところであろうか。
生地を作るところまでそれなりに悪戦苦闘はしたが、あとはオーブンで焼くだけというものであった。本を読み始めてからお皿に乗せるまでゆうに4時間は経っていただろうか。
できあがった「パウンドケーキ」はご覧のとおり。

photo_20021702.jpg

甘みを抑えて作ってはみたが、それでも結構甘く感じられた。
子供の頃から食べていた味であった。
中に加えたフルーツの味やバターの味もなかなかいい。
でもカロリーが高そうで、食べるのは一個で十分であろうか。
反省点があった。
それはちゃんと注意書に小さく書いてあったことだが4点ほど。

  ・表面が黒く焼き過ぎないように、40分ほど経ったらアルミホ
   イールを上にかけること。
  ・終盤は竹串でケーキを突いて、中の焼け具合をこまめにチェ
   ックすること。
  ・焼き上がりは中央が盛り上がるので、当初から中央部分を
   凹ませること。
  ・生地を容器全体にきちんといきわたらせるために、容器を机
   の上で何度か叩くこと。
   但し、叩きすぎるとフルーツが下に沈んでしまう。

 厨房にもめったに入らない私なので、このくらいの出来でご勘弁願いたい。
でも、これを一人ひとりの女性の方々にお返しとしてやるには、どうも時間と労力がかかりすぎるようだ。
それにお返しした方々から「もう少し小さいのを」とか「これを食べたら太りそう」、「甘さをもう少し押さえて」・・・
考えただけでどうも滅入ってしまう。
やはりデパートに行って、クッキーにしようかと思いはじめている。


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テーマ : 和風、和物、日本の伝統
ジャンル : 趣味・実用

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プロフィール

 冨樫 通明  (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)

Author: 冨樫 通明 (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)
NPO法人和の学校会員、和の学校仙台分校会員。
茶道を中心とした「和の文化」の実践と普及・拡大そして、昔からあった美しい東北の四季とそれを彩る催しを発信していきます。ドイツで生まれたVEEH HARFE(ヴィーハープ)演奏にも取り組み、癒しの音色をお届けしていきます。

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