風の森通信 第502号
漁火草
仙台では気温が30度を越えようやく夏らしくなってまいりました。一日ごとに暑さが厳しさを増す一方、清らかな水が恋しく感じられます。
床 清流無間断
今日のお稽古は且座之式そして平花月。
且座之式では二の札となり、次客で花を入れさせていただく役割です。
「どうぞお花を」
花台の上の花から取り出したのは漁火草(いさりびそう)、白撫子(しろなでしこ)そして矢筈芒(やはずすすき)。
「どうぞお水を」
こうして季節の花で涼やかに床は整えられました。
(漁火草)
漁火草は松明草(たいまつそう)と違って淡い紫色ということもあり涼しげです。
そして白撫子は気品あるお花でございました。
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テーマ : 和風、和物、日本の伝統
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