風の森通信 第528号
常磐山査子
あざやかに常盤山査子色づきて秋から冬へそっと移ろう
H20.10.26 冨樫通明
常磐山査子(ときわさんざし)
一般的にはピラカンサスといわれているが、できるだけ私は和名で呼ぶようにしている。
庭にあるのだが、いつの頃からこんな色なったのか知らずにいた。実で覆われた枝は見ごたえがある。
こんなに鮮やかな色で鳥たちには目立つはずなのだが、いっこうについばんではくれる気配はない。
鳥たちもわかっているのだろう、実は苦くてとても食べられる代物ではない。
常磐山査子の実に雪が降り積もる頃、さすがの鳥たちも食べるものがなくなってくると、ようやくその数が減ってくるのだ。
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