風の森通信 第539号
落葉そして冬大根の季節
私が住んでいる仙台市泉区の泉パークタウンは落葉の季節です。
降り積もったメタセコイアの落ち葉の上を歩いてみました。
ふわふわと絨毯の上を歩いている感じがして、子供の頃の記憶が甦ります。
各通りの街路樹の落葉が地面の色を一気に変えていきます。
朝早く庭にある畑に出てみたところ、大根の葉が上に大きく広がっています。近づいて見てみると素人が作ったわりにはうまくいったようで、それなりの太さになっていました。
今年は例年に比べて生育がよろしいようです。
大根の葉っぱが霜でうっすら白くなってくる頃に収穫の予定なので、もうしばらく待ってみることにいたしましょう。
無農薬・無化学肥料で育ててきたので「安全・新鮮・おいしい」はずです。この季節の大根の特徴は夏大根のような辛さではなく甘さでしょうか。
大根の葉で思い出すのは、小学生の頃学校で飼育していたうさぎによく食べさせていたこと。
コリコリ食べている口の周りの動く様子が面白くて、うさぎ小屋にはよく行って食べさせ楽しんでいたものです。
家ではうさぎを飼ってはいないので、大根の葉は捨てるしかありません。
それではもったいない。
私はシラスと一緒に炒めたのが好きなので、炊き立ての「ささにしき」の白いご飯には最高です。
これからの季節の楽しみがまた一つ増えました。
昨日のお稽古は台天目点そして総荘り。
花入には「蹲(うずくま)る掛花入」が荘られておりました。
作家は涌谷町在住の山元健氏氏。
徳利や蕎麦おちょこにも似ています。
ファニーフェースな表情とでもいうのでしょうか、なんとも個性的で魅力溢れる表情の花入でございます。
先週のお稽古は仕事の関係で久しぶりに休みました。
お稽古の内容は茶通箱であったとか。
さて来週のお稽古も楽しみでございます。
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