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風の森通信 第531号


隙風


    隙風の音に孤独を取り戻す    H20.11.5 冨樫 通明

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朝方は最低気温が10度を下回る季節となってまいりました。
朝の時間帯の地下鉄に乗ってみると、コートを着ている人が一気に増えてきました。雪の降る季節が近くなってきたのだと思わずにはいられません。
 家に帰って食事を終えて部屋に戻ると、エアコンのスイッチをつい押してしまいます。
少し落ち着いたので、たまには一人でお茶を点てて楽しんでみようと思い、台所からポットを持ち出してきて準備をしていると、どうも部屋の中に冷たい風が入り込んでくるのに気付きました。
すっかりカーテンは締め切っていたので分からなかったのですが、調べてみると西側のガラス窓が少しだけ開いているのが分かりました。
これまではこの程度の隙間があってもさほど部屋の温度には影響もしなかったのですが、今の季節では気になるものです。きちんと締めようと思い、カーテンの中に頭を突っ込むと外は真っ暗闇。ヒューとその隙間をめがけて冷たい風が吹いてきたのです。


  一人点つ京焼茶碗の温もりに語らう友を欲しいと思ふ  冨樫


 自分の失敗や行き詰った時にこそ、独服してみることもよいと本に紹介されていたのを思い出しました。
台所からお湯の入った小さなポットを持ってきて、本棚の中にしまってあるお道具を取り出し盆略点前をしてみました。
お菓子は北海道から届いたばかりの生キャラメル。冷蔵庫の中にあったのでポケットに仕舞いこんできたもの一つだけ。
ちゃんと帛紗も捌いていつものように点ててテーブルの上に出してみました。
やはりおいしいものです。
でもこれが本当においしいものなのかどうかやはり不安になってくるものです。できることなら親しい友にものんでもらって客観視して、本当においしいかどうか判断してもらいたいと思ったのです。
友はなんと応えてくれるでしょうか。
素直な気持ちでその言葉を受け入れたいと思っております。


[お知らせ]
 風の森通信第529号の中で、「紅葉の賀」の内容について誤って記載しましたので、内容を全面削除させていただきます。
関係者の皆様方には大変なご迷惑をおかけいたしました。
この場をお借りし深くお詫び申しあげますとともに、今後このようなことのないよう十分に注意してまいります。

テーマ : 和風、和物、日本の伝統
ジャンル : 趣味・実用

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プロフィール

 冨樫 通明  (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)

Author: 冨樫 通明 (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)
NPO法人和の学校会員、和の学校仙台分校会員。
茶道を中心とした「和の文化」の実践と普及・拡大と、ヘルマンハープ演奏にも取り組んでいます。
昔からあった美しい東北の四季、それを彩る催しそして癒しの音色などもお届けしていきます。

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