風の森通信 第565号
春を感じる
仙台は朝から快晴。
私が春なったと感じるのは、日差しが強くなったと感じた時。
風が変わったこと・・・いままで冷たかった風が温かくなってきたと感じた時。福寿草が咲いた時そして家の庭でまっすぐ空に向かって伸びている水仙の芽を見つけた時でしょうか。
「もうすぐ春ですよ!もうすぐ花を咲かせますからね!」という声が聞えてきそうです。
今日は二月最後のお稽古で、濃茶点前そして筒茶碗扱い。
こうして大炉で複数回お稽古させていただけるのは誠にありがたいことです。大炉とはまた来年の二月に、そして雛壇のお人形たちともあと一年後。
雛祭りにあわせて白松がモナカ本舗製の主菓子が出されました。
薄茶席では秀衡塗(ひでひらぬり)の菓子器に入ったひなあられ。
その秀衡碗は形も大きく、黒と朱と金を基調にした色感は風格のあるものです。
明日は輪王寺での月釜、その後は藤崎デパートでの「京都展」の添釜にも行ってまいります。熊谷先生そして今野先生にもお会いできますこと今から楽しみでございます。
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