風の森通信 第584号
すまし顔
すまし顔
H21.5.8 冨樫 通明
庭一面に
色とりどりの花が咲き
シラネアオイもその一つ
淡いむらさき木の影で
ひっそり咲いておりました
カメラをそっと向けてみる
花は寂しくなる時に
言葉ひとつを
つぶやくといふ
聴きもらさじと近づいて
ピントがあった瞬間は
何もなかったようにして
見知らぬ顔のすまし顔
いつまで見ても飽きもせず
咲いてる花を見てるだけ
庭の片隅
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このような簡単な詩に、ライアーでメロディーを付けてみたいものです。
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テーマ : 和風、和物、日本の伝統
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