風の森通信 第599号
四葩 (よひら)
いつまでも青い時間の四葩かな
H21.06.27 冨樫 通明
四葩 (よひら)とはあぢさゐの別称。
花弁が四枚であることからその名がついています。
このあぢさゐのしっかり染まった青色を見ていると、時間までもが青一色に染まっているのではないかと思ってしまいます。
梅雨の晴れ間の青い空は上から私を見ていますが、あぢさゐの青は私を下から見ているようで、何もかも知り尽くされているような気がしてくるのです。
そんな色に包まれている私はこの季節が好きです。
夕方6時から「ホシヤマサロンコンサート」に行ってきました。
6月の奏者は月輪まり子氏。
月輪先生は仙台を中心に、東北各地でアイリッシュハープやライアーのソロ演奏会を精力的に活動されています。
今回の演奏では「O’Keefe’s Slide」「エーデルワイス」など全8曲を聴くことができました。
風のように流れのある音色が実に心地良いものです。
珈琲の香り漂う安らぎの空間で、素敵な音色を身近に聴くことができたのです。
和の学校仙台分校へどうぞ
テーマ : 和風、和物、日本の伝統
ジャンル : 趣味・実用