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風の森通信 第622号


男の儀式
 


   お稽古の前に髭など剃らねばと鏡の前で顎なで回す

                         H21.10.17 冨樫 通明

 男でなければつくれぬ短歌ということになるだろうか。
お稽古の前はやはり髭を剃っていきたいもの。
無精髭ではやはり気になるのです。
聞いた話なのですが、髭は午前十時頃が一番伸びやすい時間帯だという。その時間を過ぎてお稽古の準備が整うと、残り三十分前にいつも鏡の前に立つのが私の習いです。
それは一つの儀式のようなもの。
女性でいえば同じように鏡に向かい、白粉を塗り紅を引くようなものでしょうか。
男もすっきりした顔でお稽古に臨みたいと思うのです。

 車の鍵を持って庭に出てみると、ホトトギスの花が鈴なりに咲いています。
咲き出してからもう一週間以上になります。
近寄って撮ってみました。

photo_21101207.jpg

一つの花として見るとなんとも不思議な形の花でございます。
「ホトトギス」、お茶杓の銘としていつか使ってみましょう。
今日のお稽古は貴人清次濃茶付花月。
Mさんが急に欠席となり四名での花月、月や花の役がすぐにまわってまいります。
広間席の窓からは芙蓉の白い花が咲いているのが見え、一瞬この空間が芙蓉の花に囲まれているのではないかと思ってしまうほどでした。
去る十月四日、清香院様名誉市民四十周年記念の仙庵茶会が開催され、本席で阿部宗正先生が花入に入れたお花は酔芙蓉。
まだ真っ白の状態で心に残るものでした。
今吹く風の色も白・・・
その白の重なり合った景色はそれぞれの表情を変えていきます。
もうそんな季節になってまいりました。

 十一月一日は齋藤社中の炉開です。
口切茶事と予告があり私はお詰の役を仰せつかりました。
今から楽しみでございます。

■「ホトトギス」の少し大きなサイズの写真

               
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テーマ : 和風、和物、日本の伝統
ジャンル : 趣味・実用

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プロフィール

 冨樫 通明  (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)

Author: 冨樫 通明 (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)
NPO法人和の学校会員、和の学校仙台分校会員。
茶道を中心とした「和の文化」の実践と普及・拡大そして、昔からあった美しい東北の四季とそれを彩る催しを発信していきます。ドイツで生まれたVEEH HARFE(ヴィーハープ)演奏にも取り組み、癒しの音色をお届けしていきます。

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