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風の森通信 第678号


「カノン」
 

 「カノン」の曲名を聞いても知らないと言われる方でも、実際に「カノン」の曲を聴いてもらえば、ほとんどの方が聞き覚えのある曲と答えが返ってくるはずです。
中学校の音楽の時間にクラシック音楽の入門曲として取り上げられたり、卒業式や結婚披露宴のような厳粛な雰囲気や喜びを表わす場でBGMとしてよく流れています。
カノンという言葉は曲の形式を表す言葉です。その特徴としては先に出てきた旋律を後から追いかけていくものです。
いわゆる輪唱にあたるわけです。
一般的に「カノン」といえば、パッヘルベルの「カノン」が広く親しまれています。
「カノン」のメロディーを支えているのは決められたコードの進行。
何度繰り返されても聞き飽きることはなく、曲の流れの中に自分の身を置いているような感覚になってきます。

 今回ご紹介するのは、三野友子先生のライアー演奏の動画です。
三野先生はこれまで「ライアーのおくりもの」をはじめ多くのCDを出されています。先日YouTubeで拝見することができましたので、ブログ「風の森通信」ご講読の皆様にもご紹介させていただきます。

ライアーを膝の上に置き、まるで赤ちゃんを抱きかかえて優しく語りかけているようです。三野先生の指が弦に触れるたびに、優しく清らかな音たちがたくさん生まれてくるのです。

特に両方の手の指使いや指の運びがアップで拝見できるので、私にとって見逃すことはできません。

優しく透き通るような美しいライアーの音の響きと広がりは、驚く程曲想の広がりを見せてくれて私たちの心に直接語りかけてくれます。心癒されまるで夢の中にいるようなひとときを過ごすことができたのです。
ライアーで「カノン」を弾くことは、私の夢の一つとなりました。

では三野友子先生の「カノン」をどうぞ。
http://www.youtube.com/user/dolphin88ful#p/a/u/1/Dsf4e6fqH7c


■三野友子先生のブログ
「Sweet Leier三野友子のライアー(竪琴)大好き」
ライア-のこと、音楽のことなど、あれこれが綴られています。
写真掲載にあたりましては三野先生からご了解をいただきました。
この場をお借りし改めて御礼申し上げます。



 午後からのお稽古は、二人貴人且座そして三友。
来週は久しぶりに私の好きな茶箱と齋藤先生から予告がありました。
そして明日は茶道裏千家淡交会宮城支部の臨時総会。
支部の先生方とお会いできますこと楽しみでございます。


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プロフィール

 冨樫 通明  (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)

Author: 冨樫 通明 (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)
NPO法人和の学校会員、和の学校仙台分校会員。
茶道を中心とした「和の文化」の実践と普及・拡大そして、昔からあった美しい東北の四季とそれを彩る催しを発信していきます。ドイツで生まれたVEEH HARFE(ヴィーハープ)演奏にも取り組み、癒しの音色をお届けしていきます。

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