風の森通信 第673号
女郎花(おみなえし)
今日からお盆休み。
あいにく台風4号が北上していて、今は日本海の酒田沖を通過している頃であろうか。
でも仙台では風はなく、雨もさきほどまでは降っていたが今は止んでしまって、またアブラゼミが鳴き出してきた。
久しぶりにサンダルを履いて庭に出てみた。
花の少ないこの季節ではあるが、秋の七草のひとつである女郎花(おみなえし)がもう咲いていたのだ。
おみなとは女性のこと。
えしは飯(めし)からきているようだ。
以前男は白米の白い飯を食べ、女性は黄色い栗飯を食していたといわれる。女性が食べる飯、つまりおみなめしがおみなえしとなったのだろう。花の蕾などは拡大してみるとたしかに黄色の小さな米粒のようでもある。
庭で咲いている女郎花の背丈は50cm程度であろうか。
茎は細くて弱々しく、台風など来ようものならすぐに倒れてしまいそうである。
季節は確実に秋に向っていると気付かされるのだ。
■少し大きい写真はこちらから
http://www18.ocn.ne.jp/~kaze001/cameraeye2.htm
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