風の森通信 第720号
茶碗荘
私が御家元からお茶名をいただいたのは平成十九年十一月。
年が明けて翌一月二十日の新春の集いで、司会の小池先生から冨樫宗通のお茶名を披露させていただきました。茶名を呼ばれて大きな声で返事をし起立したのを、つい昨日のことのように思い出すことができます。
あわせて齋藤先生が年祝いとして宮城支部から記念品としていただいたのがこのお茶碗です。
それ以来この季節、先生のお茶碗を使わせていただいて毎年茶碗荘りをさせていただいております。
京焼で吉三造、紅白の梅が描かれ口周りも梅の花模様となっています。そんなこともあって私にとっても思い出深いお茶碗です。
こうしてこのお茶碗の梅の花を見ているだけでも、そう遠くない春の訪れを感じることができるのです。
今日のお稽古は後炭所望、和巾そして茶碗荘でした。
来週は木曜日お稽古の社中の皆様方と一緒に、後炭所望、貴人清次花月そして平花月と齋藤先生から予告がありました。
今から楽しみでございます。
遅ればせながら今年の私の目標!
①学校茶道のスタート
②百坪の土地を借りたので、お花・野菜作りのスタート
③ライアーのレッスン
仕事以外の目標で、私にとっては新しいことばかりです。
それらの場面場面で、ドキドキしながら立ち向っている自分を想像しています。年だからといって諦めるのではなく、自分がどんな状況下にあったとしても、何にでも興味や好奇心が持てる生き方をしていきたいと思っています。
そのためにも健康な毎日でありたいものです。
ドキドキした毎日の生活!
今までの人生の中で一番充実した時間を、私が今享受しているのかもしれません。
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