風の森通信 第743号
Soler and Wind-up Radio
先日、fmいずみさんから 「Soler and Wind-up Radio」をプレゼントしていただきました。
以前、友人の「U」さんからこの商品について紹介していただいていたので、何とかしてこの手回し式ラジオを手に入れたいと思っていたところでした。
念ずれば叶う!それにしても自分が欲しいと思っていた物が、こんなに早く手に入るとは驚きでした。
fmいずみさんには感謝です。
写真を見ていただければ分かると思いますが、基本的にはFM/AMラジオです。

でもそれ以外にもいろいろな特徴がありました。
①ハンドルを回して充電
写真の左上に黒いハンドルが見えると思います。このハンドルを起こしすばやく回します。回す向きはどちらでも大丈夫で、一分ほど回せば約三十分ラジオを聴くことができます。
②ソーラーパネルを使って充電
ラジオ本体の上側に付いていてるソーラーパネルに、直接太陽光を一時間当てれば充電ができ、約三十分のラジオを聴くことができます。
③携帯電話を充電
携帯電話と充電ケーブルでラジオを結び、ハンドルを約一分回すだけで約三分から五分程度通話ができます。
④LEDフラッシュライトで照明が可能
LEDなので結構明るいものです。
こんな手回し式そしてハイテクのラジオがあったら東日本大震災の時はきっと重宝しただろうと思います。
停電時は電力会社の電気に頼らず、太陽光や自分がハンドルを回しているだけでラジオを聴いたり、LED照明として使えたり、携帯の充電も可能なわけですからとても頼りになります。
この商品をご紹介いただいた「U」さん曰く
「スイッチ一つでご飯は炊けるし、クリック一つで救える命もあるかもしれないけれど、便利さと豊かさは比例しない。ということに気付いている人は結構多いはず。
そこで思いついたのですが、この手動充電のシステムをテレビやゲーム機にも応用したらいかがでしょう。
同じ手回しハンドルでも自転車こぎでも、ハムスター的トレッドミルでもオプション選択可能。
もちろん早くまわしたりこいだり走ったりすれば、それだけ充電時間も短くなります。
そうなった場合、大人も子供も「果たしてこれだけの労力をかけて見るべきものだろうか?」と思うはずです。
使った人は必然的に運動量も増えるので健康的ですな」
「自分が必要なものは自分で作り出す」
なるほどすごい発想だというより、一つ一つの物や遊びやサービスの利用価値に対して、問題意識を持つことの意義は大きいはずです。家庭の中や街のあちらこちらで、ハンドル回しや自転車こぎの光景が多くみられるようになるかもしれません。いただいた「Soler and Wind-up Radio」をこれからは大事に使っていきたいと思います。
今年から畑を借りたので自分で食べる野菜の一部を作るのも、その手回し式と同じようにスコップや鍬で耕しながらやっていきたいと思います。
畑でできた野菜の収穫も今から楽しみなことです。
東日本大震災を機に、生活者としての自分自身を見直しをしてみることが必要になってきていると思います。そして行動しなくては。
今回のこの「Soler and Wind-up Radio」を手にするにあたり、多くの組織や団体にご協力をいただいていることが分かりました。
感謝申し上げたいと思います。
ご紹介申し上げます。
■ジャパン・フォー・サステナビリティ
http://www.japanfs.org/ja/
■Oxfam japan
http://www.oxfam.jp/
■fmいずみ
http://www.fm797.co.jp/
今日のお稽古は台天目そして茶碗荘りでした。
茶碗荘りは高橋先輩のお茶碗で朴富元作。
茶碗 高麗伊羅保 東嶽和尚箱 銘「松風」
とてもお茶が点てやすく、クリーミーな薄茶をいただくことが出来ました。
茶筅を振る音も心地良い。
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