風の森通信 第751号
空色紫陽花
紫陽花は空の色して旅をする
H.23.7.9 冨樫通明
短詩形としての短歌や俳句は、文字数が少ないだけに引き締まった感じがして、作った人の特徴がよく出てくるものです。
書き込んだ文字の中に、素敵な知的空間を作り出すことができると私は思っています。
三十一文字や十七文字の中から、背後にある景色や私の思い、そして私の立っている場所まで映像化していただくことができれば、作者としてこのうえない喜びです。
私はこの紫陽花を見て、形にできない大切なことを言葉に託してみました。
現実をひととき忘れ、紫陽花をみつめているだけです。
震災以来中止となっていた研究会が久しぶりに開催されます。
私は本来ならば今日参加の予定でしたが、都合により二日目の明日参加してまいります。宮城支部では今年度から、終身正会員の研究会にも参加できるようになったためです。
阿部宗正先生がおみえになられます。
お会いできますこと今から楽しみでございます。そして支部の先生の皆様方とも。
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