風の森通信 第754号
茶箱
台風六号が通り過ぎてから、仙台では最高気温が二十二度と九月半ばの気温まで一気に下がりました。
最高気温が十度近く下がると、さすがに長袖を着ないと寒いくらいです。
今日から茶箱のお稽古が始まりました。
第一回目ということもあり、卯の花点前の拝見無しと拝見有りを行なうことができました。
一年振りの茶箱は少し戸惑いはあったものの、やっているうちに思い出して体が動いてくれます。
私はこの茶箱が好きです。
子供の頃も母に教えてもらった記憶があります。
数十年前、小さかった私の手でもなんとなくやれたこともあってかこの点前は今も親しみを感じます。
いつでもどこでもやれるということもあるからでしょうか。
これからの「子供茶道」のなかでも、是非この茶箱は覚えてもらおうかと思っています。
振出しから出てきた金平糖は紫蘇味のもので珍しいものでした。
ご製は緑寿庵清水。
来週は花点前そして和敬点前、次は月点前、最後の週は御所籠と続きます。
一ヶ月間楽しみなお稽古となりそうです。
今日もお稽古中に震度三の余震がありました。
いつまでこんな状態が続くのでしょうか。
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