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風の森通信 第786号


ちゃせんこう



  毎年1月14日は宮城県内の神社の境内で正月飾りなどを焼納し、その御神火にあたることで一年の無病息災・家内安全を祈願する「どんと祭」というものが行われていることを、前号のブログでご紹介させていただきました。
それに加えて同じ14日に宮城県蔵王町遠刈田地方では「ちゃせんこう(人によっては『ちゃせご』ともいう)」が250年も前から続いています。
ここ遠刈田温泉では、午後の三時を過ぎた頃から仲の良い子供たち数人がグループになって、大きな袋を手に持ち家々を訪ね歩きます。

 「あきの方からちゃせんこうに来(き)した」




 昔からこの地方では子供は「福の神」と呼ばれています。
そして「あきの方」とは福の神が住んでいる方角のことをいいます。
福の神が訪れた家の人たちから
  「何を持って参られた?」
すると子供たちが一斉に口をそろえて
  「宝とお金をザクザク持って参った」
家の人たちからは福をもたらしてくれたお礼にと、用意しておいたお菓子などを子供たち全員にあげます。
近年日本でも行なわれるようになったハロウィーンのような光景です。でもこれは250年も昔から、日本のそれもこの宮城県内で行なわれてきた伝統行事なのです。
各家庭やお店、温泉旅館やホテルそれに交番などでは、最低でもお菓子などを100人分を小分けして用意し、子供たちが来るのを待っています。
おかげで子供たちの大きな袋の中には、お菓子や果物そして餅などでいっぱいになります。

 それにこの地方では大人にもちゃせんこうがあります。
昔は七福神の姿に扮して、地主などの家の歳祝いを目がけて訪れていたようです。
今では厄年の方々が、年齢の数のお饅頭やお菓子などを用意して、ご近所や職場の皆様方にお配りをし、厄を食べていただこうという風習になってきているようです。

 昔から続いてきたこのような行事がまだ残っているのは誠に喜ばしいことです。
子供も大人もこうして地域の方々と繋がり、福をもたらすという行事としてこれからもずっと続いてほしいものです。
子供たちが大人になっても、きっといい思い出になっているはずです。
今年こそはいい年でありますように。

「ちゃせんこう」について詳しいブログがありましたのでご紹介させていただきます。

■「バーデン家の若女将にっき」をどうぞご覧ください。
 
・1月14日は。。。
    http://blog.livedoor.jp/chun616/archives/51796150.html  ・幸福♪紅白♪
    http://blog.livedoor.jp/chun616/archives/51796723.html  ・行ってきましたぁ♪
    http://blog.livedoor.jp/chun616/archives/51796952.html




床   龍翔万年寿

 龍が高く飛び世の中の平安を願い人々の長寿を祝うことと、齋藤先生より教えていただくことができました。
今日のお稽古は後炭手前、唐物そして流し点。

先生にお願いをして来週も四ヶ伝にしていただくことになりました。
来週も楽しみでございます。


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プロフィール

 冨樫 通明  (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)

Author: 冨樫 通明 (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)
NPO法人和の学校会員、和の学校仙台分校会員。
茶道を中心とした「和の文化」の実践と普及・拡大と、ヘルマンハープ演奏にも取り組んでいます。
昔からあった美しい東北の四季、それを彩る催しそして癒しの音色などもお届けしていきます。

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