風の森通信 第787号
寒餅
寒餅に行方も知れぬ夢ひとつ 冨樫 通明
餅が大好きな私は、時々自分でお雑煮を作っていただいています。自分で作れるようになったのは今年になってからで、自分の好みの味に仕上がるのが楽しみです。
餅の残りもあとわずか。
お正月の頃は艶があってやわらかく水分もあったのに、今では硬くて白い粉が目立つようになってきました。
手にしてよく見ると、ひび割れがいたるところにあってそろそろ食べきらないといけないようです。
そのひび割れから夢ひとつ行方も知れず。
久しぶりに借りている菜園に行ってきました。
途中道路に雪は無かったものの、畑はここ二日で降った雪で覆われ長靴がないと入れません。
約十センチ程の積雪でしょうか。
昨日の仙台は真冬日。
そして今日もまたお昼前でも氷点下の寒い一日でした。
白菜はもう凍ってしまって食べられないのでしょうか。
だめであっても春には花が咲くのかと思うと今から楽しみです。
今日のお稽古は先生にお願いして、台天目そして桑小卓を使っての総荘。
そして全員が正客としてのお勉強もさせていただきました。
次回からいよいよ大炉でのお稽古が始まります。
来週のお稽古が待ち遠しいものです。
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