風の森通信 第793号
「甘酒記念日」
今日は初めて「甘酒」を作ってみました。
今日は午前中から材料を準備し約六時間かけて完成です。
初めて作ったわりには、程よい甘さと米粒の食感がなかなかよろしい。うるち米は少しもちもち感のあるあきたこまちを使い、米麹は太子食品の麹を使ってみました。「生甘酒」ここがキーポイントなので、防腐剤などは使うこともなく出来立てのほやほやです。
生姜、レモン、豆乳などいろいろ加えてみるようですが、今日はお塩を一つまみ入れただけのシンプル甘酒です。
冬はあったかくして夏は冷やして飲むことができます。
「甘酒」は俳句の季語としては夏。
昔から夏の暑い時期に栄養ドリンクとして飲まれてきたわけです。
甘酒には必須アミノ酸やビタミン類が多く含まれていることで有名ですが、そのほかにも血圧を抑える成分や発がん性を抑える成分とか、美肌成分など他にもいろいろあるようです。
こんなに栄養豊富なものが、一千年以上も前からあって今日まで伝わってきたのです。
現代のサプリメントたちもびっくりでしょうね。
甘酒を外国人たちは「ジャパニーズ・ヨーグルト」と呼び、日本の発酵食品の代表格にあげられています。
私が甘酒を初めて作ったので今日は「甘酒記念日」
次回のお茶のお稽古は三月三日(土)でお雛祭りの日です。
その時にまた作って社中の皆様方と一緒に飲んでみたいと思っています。
そうそう甘酒を入れる器も選らんでいきたいものです。
本日読者の方からメールが届きました。
「淡いピンク色した甘酒もあります」とのこと、この季節は雛祭り用に作ってみたいものです。
いただけること楽しみでございます。
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