風の森通信 第862号
福徳妙音天
お床
竹田益州老師筆 福徳妙音天
現世利益をもたらす福の神を、自由な祈りの対象としてつくり上げられたのが七福神信仰。あまたの災難を消滅させて、多くの福徳に転ずるという転禍為福の考えから七福神への信仰が生まれてきました。
七福神中の紅一点が弁財天。
琵琶を弾く妖艷な姿で現され、蛇をお使いとされています。
弁財天は、美と智恵と音楽そして財物の福徳があると信じられ、別名を「妙音天」「美音天」とも言われています。
現世でいえば手にはハープをお持ちの神様とでもいうのでしょうか。
今日のお稽古は再度お願いして台子点前。
釣釜での後炭点前、行之行台子そして四畳半花月。
来週も台子点前と先生より予告がありました。
和の学校仙台分校へどうぞ