風の森通信 第868号
落椿
昭和の日椿一輪重さ知る H25.4.29 冨樫 通明
花入に飾られることもなく落ちた椿は、自分が重さのある椿だったと意識していただろうか。地に落ちてなお凛とした姿でいるのは、枝から落ちたとはまだ気付いてないのかもしれない。
もうすぐ我家の庭はあたり一面椿色に染まります。
土曜日はお茶のお稽古で、後炭所望、和巾そして入子点。
昨日はテレビで能「求塚」を観賞し、今日は東日本大震災「仙庵」茶室復興記念茶会に伺ってきました。
この連休は和の文化に接する機会が多かった三日間。
私が日本人として生まれてきたのは、和が好きな自分だからと思ってしまいます。
日本人として生まれて良かったと思うときです。
これから和の学校仙台分校「五月東北の催事」の更新作業予定もありました。
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