風の森通信 第890号
「おみなえし」と「おとこえし」
この季節は庭の花々の咲くのが楽しみになってきます。
秋の七草の一つである「おみなえし」もその一つです。
「おみなえし」(女郎花)
「おとこえし」(男郎花)
まず咲き出してくるのが「おとこえし」
背丈は約2メートルほどで今が満開の状態でしょうか。
その近くには「おみなえし」がようやく黄色の花をつけてきたところです。
「おみなえし」の背丈は「おとこえし」の半分程度といったところ。
「おとこえし」と「おみなえし」の両方が咲いているのはそんなに長くはありません。出会いとはそのようなものなのでしょうか。
毎年月釜を掛けられる熊谷先生のお席には「おとこようぞめ」という花がいつもお床を飾ります。
「おんなようぞめ」なるものはあるのでしょうか、次回のお席でお聞きしてみようかと思っています。
土曜日のお稽古は、真之炭、大円之草そして台子薄茶点前でした。
風炉の季節ももうすぐ終りを告げます。
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