風の森通信 第893号
臥月眠雲
■平成25年10月20日(日)
■仙台市青葉区北山輪王寺 半杓庵
■東日本大震災復興支援 第五十回宮城県芸術協会茶会
■濃茶席 裏千家 菊池宗篤氏
本席床
坐忘斎御家元筆 臥月眠雲
月に照らされて臥し、夜霧に包まれて眠る
きぴしい条件に耐えて修行にはげむことだと教えていただきました。
「臥し待ち月」は別名「寝待ちの月」
月齢は十八。
夜半の事なれど「臥し待ち月」の光まだ差しいでず。
風に乗り、月に臥して、雲に眠ればいずれ星を観ることができましょう。
今日は学校茶道の小池宗昌先生とご一緒させていただくことができました。
雨の降り続く一日でしたが楽しい思い出となりました。
感謝申し上げます。
先週のお稽古は大板を使っての初炭手前、貴人清次濃茶そして貴人点薄茶。
先日のお稽古は、五行棚を使っての初炭手前、茶碗荘り濃茶そして茶筅荘り薄茶。
今月で風炉のお稽古はお仕舞です。
齋藤先生から白色の秋明菊の苗を頂戴してきました。
来年の秋が楽しみでございます。
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