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風の森通信 第926号


第40回東北学校茶道連絡協議会 研修会



■日時 平成26年7月27日(日)~28日(月)
■会場 宮城県松島町 ホテル松島大観荘
■主催 東北学校茶道連絡協議会
■主管 宮城学校茶道連絡協議会

 研修会テーマは

   伝えよう茶道を明日へ

      ~日本の文化を通し、豊かな心を育む~

 私は今回の研修会に広報担当(カメラマン)として参加させていただくことができました。
研修会の正式なご報告は、後日主管の宮城学校茶道連絡協議会よりなされるかと思いますので、没になるであろう写真等をご紹介させていただきながら、研修会の一端をご報告させていただきます。
 
 1階コンベンションホールでは県立塩釜高校、多賀城高校そして利府高校茶道部の皆様方による呈茶。 

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 事例発表では宮城県田尻さくら高等学校から「さくら咲く 伝統文化 夢プラン」、仙台市立加茂中学校からは「地域と共に、豊かな心を」そして仙台市立富沢中学校からは「学校支援地域本部との連携で実現 3学年全員茶道体験学習~和敬静寂の心を受験期の今こそ~」というタイトルでそれぞれ発表されました。

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 講演会では、宮城県慶長使節船ミュージアム館長の濱田直嗣氏から「伊達政宗と支倉常長」という演題でお話をいただくことができました。

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 研修会2日目、朝7時からのお茶会の一席目の様子です。
席主は宮城学校茶道連絡協議会の鎌田宗州会長、正客は山形学校茶道連絡協議会の清原浄田会長、次客は淡交会総本部の松尾拓二様。

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一碗目が点てられ、三客様から陰出しとなるところでしょうか。

 分科会はワークショップ形式で実施されました。
今大会のテーマと学校茶道を結びつける手がかりを探るため、ワークショップ(参加型・体験型)形式で実施されたものです。これは最終的な結論を導き出すのではなく、全員で参加し体験しながら、お互いの活動を知り合うというもの。各支部の枠を超えての交流や情報を交換しながら、研修テーマと学校茶道のこれからの展望を探るものでした。
全部で13のグループに分けて実施されました。
まず開催にあたり、ワークショツプで行なう上での以下の約束事が確認されました。
  ①メンバーの話を傾聴する
  ②他の意見も尊重する
  ③1枚しかない付箋紙も大切にする
付箋紙は色別に学校種別に7種類準備され、1人10枚程度配布となります。
今回のワークショップでは「どうすれば子供たちの豊かな心を育むことができるのか」というタイトル
  ①どんな場面で
  ②工夫されている活動
  ③子供の変容
を参加者がそれぞれ付箋紙に書き込んでボードに貼り付け、それを元に司会進行係がワークショップを進めていきます。

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日本文化やその心を家庭で教えるのが困難な現状で、学校茶道にできることは何か、研修会テーマと学校茶道のこれからの展望や可能性を探りながら、自由に話し合い全員参加による活発な討議が行なわれました。
それぞれの分科会をまとめとして、閉会式の中で各グループの司会進行係がまとめの報告が行なわれました。

 今回の研修会を通して私が感じたのは、多くの先生方との強いつながりを感じました。ここで学んだ経験を、これからの子供茶道の中でも生かしていたきいと思っております。



 先週のお稽古は、初炭手前、名水点そして洗茶巾でした。
来週も季節のお点前が続きます。


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プロフィール

 冨樫 通明  (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)

Author: 冨樫 通明 (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)
NPO法人和の学校会員、和の学校仙台分校会員。
茶道を中心とした「和の文化」の実践と普及・拡大そして、昔からあった美しい東北の四季とそれを彩る催しを発信していきます。ドイツで生まれたVEEH HARFE(ヴィーハープ)演奏にも取り組み、癒しの音色をお届けしていきます。

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