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風の森通信 第957号


隋所作主


 「随所作主 立処皆真」
   随所に主となれば立つところ皆真なり 

 二月の月釜で伺った瑞鳳寺(臨濟宗妙心寺派)の本堂内右手に掛けられていた扁額です。
どなたのご染筆によるものでしょうか。
中国唐時代の禅僧で臨済宗開祖の臨済義玄が修行者に対して諭されたお言葉のようです。

どこにいてもどんな状況でも、そこで一所懸命頑張れば真実はそこに現れてくるという意。
本物の自分、真実の自分(主人公)という土台がしっかりしていなければ、外からの圧力に簡単に振り回されてしまってすぐにブレてしまったり転げ落ちたりするものです。

 春になるから桜の花が咲くのではなく、桜が主体的に一所懸命花を咲かせるから春が訪れると理解すればよろしいのでしょうか。桜の花 のように精進している中に春は訪れ、春が現れている所には精進している姿がたくさんあるということでしょうか。
精進努力している処に春は現れてくれると理解ものです。


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プロフィール

 冨樫 通明  (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)

Author: 冨樫 通明 (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)
NPO法人和の学校会員、和の学校仙台分校会員。
茶道を中心とした「和の文化」の実践と普及・拡大そして、昔からあった美しい東北の四季とそれを彩る催しを発信していきます。ドイツで生まれたVEEH HARFE(ヴィーハープ)演奏にも取り組み、癒しの音色をお届けしていきます。

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