風の森通信 第975号
不思議な形の花 「カルミア」
庭ではカルミアの花が咲き出してきました。
蕾はピンクの金平糖、開けば蕾と全く違う白いアンブレラ。
とても不思議な形の花でございます。
庭での樹高は約3メートル、晴れ渡った空の下でカルミアは日傘となって咲いてくれました。
今日のお稽古は真之炭、真之行台子、台子薄茶点前。
お床の花入には三寸菖蒲そして髄菜(ずいな)
髄菜は若葉の緑と穂状についた小さな白い花がとてもかわいらしく、秋になると照り葉としてまた楽しめ風情のある花です。
真之炭で使わせていただいたのは蒟醤(きんま)香合。
蒟醤香合は、タイのチェンマイやラオス、ビルマ(ミャンマー)で作られ、中国に伝わって填漆(てんしつ)と呼ばれていたようです。その後中国から日本に伝わり、香合や食籠として使われてきたと先生に教えていただきました。
来月から立礼でのお点前と予告がありました。
一年ぶりとなり楽しみでございます。
5月30日(土)~31日(日)、淡交会東北地区大会が仙台市で開催されます。私は仙台国際センターの学校茶道席で誘導係とカメラマンを担当いたします。
多くの先生方の席入をお待ち申し上げます。
和の学校仙台分校へどうぞ