風の森通信 第976号
鹿島神社の「要石」
6月3日(水)、奥州三十三観音第十三番札所の大聖寺に行ってきました。
前回の巡礼で福島県札所巡りの中で唯一御朱印を頂いていなかったのです。国道四号線を南下し、伊達郡桑折町にある観音堂を訪れ改めて納札をしてきましたので、これで福島県内の全ての札所を巡ったことになります。
巡礼仲間のKさんから提案が有りました。
最近地震や火山噴火が全国各地で多発していたことから、各地に点在している鹿島神社の「要石(かなめいし)」にも三十三観音巡礼にあわせ是非お参りしたいと話があり、その都度近くの鹿島神社にお参りすることになったのです。
さっそくスマホで検索し、今回訪れたのは福島県福島市小田字鹿島山にある鹿島神社。
《参拝作法》
・浅い礼をする
・深い礼を二回(二拝)
・手を揃え合掌
神拝詞(となえことば)
祓え給え
清め給え
守り給え
幸(さきわ)え給え
天下泰平国土安穏
・二回手を打つ(二拍手)
・深い礼を一回(一拝)
・最後に浅く礼をする
Kさん曰く「要石」は地上に出ている部分はごく一部分でほとんどは地中深く埋もれていて、その埋もれた部分で地中で地震をおこすといわれる大鯰(なまず)を押さえていると伝えられているとのこと。そのためこの地域には大地震がないといわれ護国の役割もあって、全国各地にある鹿島神社には必ず「要石」が存在するというのです。
次回の観音参りからも近くの鹿島神社に必ず参拝してくることにしました。八百万の神等共かしこみかしこみ申す“地震なきよう噴火なきよう”
地元温泉巡りは当初玉子湯をと思い伺ったのですが、水曜日は日帰り温泉のみ定休日であったので誠に残念。近くを検索してあづま温泉を目指し行ってきました。露天風呂は福島市内を一望でき、泉質は肌がつるつるで入浴料は他と比べて約半額の350円ととてもリーズナブル。
今日のお稽古から立礼式(りゅうれいしき)となりました。
裏千家十一代玄々斎精中(げんげんさいせいちゅう)により考案された椅子テーブル式のお点前です。
広間席には点茶盤(てんちゃばん)が据えられています。
今年初めてということもあり、点茶盤初炭手前、長緒での濃茶そして薄茶点前でした。
来週6月13日(土)~14日(日)にかけて、仙台市青葉区勾当台公園において「第19回杜の都大茶会」が開催されます。
裏千家は13日(土)に釜をかけることになっていて、私は当日誘導係として今年も参加することになりました。
多くの市民の皆様がおいでくださいますようご案内申し上げます。
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