風の森通信 第2026号
みちのくも春本番
旅からの帰り道、大崎市川渡(かわたび)と加美町に立ち寄ってきました。
最初に訪れたのは川渡温泉にある江合川の河川敷で、あたり一面に菜の花畑が続きます。
風が吹く度に黄色の絨毯が波打つようにみえてきます。
堤防にはソメイヨシノも満開でした。
今年は菜の花と満開の桜を一緒にみることができ、遅いみちのくの春を満喫することができたのです。
川渡に行ったら名物の「くるみ豆腐」を買ってくることは外せません。
値段は少し高めですが、上品な胡桃味でお土産にも最適な一品。
加美町月崎にある内海宗家の「種まき桜」
桃色に色づいた花がちよど満開となっていました。開花時期が農作業開始の目安になっていたことから、種まき桜の愛称が付いているようです。
この桜は町指定の天然記念物となっていて、幹周り5m、樹高10mで樹齢300年のソメイヨシノでした。
しかし知名度も低く、訪れる人もまばらです。
樹上の洞穴にはフクロウが毎年子育てをしているそうな。
加美町にはこれとは別ニもう一つの「種まき桜」が有ります。
場所は柳沢的場にある長泉院の桜の木です。
この桜も町指定の天然記念物となっていて、幹周り約6m、樹高18mで樹齢300年以上のソメイヨシノ。
幹の太さに驚かされ、近くで見てみると自然は凄いの一言です。
前回のお稽古は透木釜での後炭手前、五角盆を使っての盆点そして流し点薄茶でした。
来週は灰形作りと齋藤先生より予告がありました。
灰匙を持参し、皆で風炉に向かってきたいと思います。
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