風の森通信 第2028号
雨あがりの庭
立夏を過ぎる頃、五月の色は紫から白に変わります。
大手毬は上から転がり落ちるかのように、真っ白い花をたくさんつけてくれました。
大手毬の花をよく見ると白紫陽の花にも見えてきます。
違いはどこなのでしょう。
他に白い花でめだつのは白つつじ。
白い色の庭に欠かせないのはオルレアです。
畑に目をやるとブルーベリーの釣鐘状の花がひっそりと咲いています。
こんなかわいい白い花が青い実になるのがとても不思議。
そしてたくさんの実を付けはじめたのはサヤエンドウ。
花一輪一輪についていた水滴が音も無くしたたり落ちていきます。
お味噌汁などに入れて香りや歯ざわりを楽しんでいるところです。
その他にも名前の知らない白い花がいろいろ咲いてます。
我家の庭のコンセプトは「ホワイトガーデン」
これからは白バラやヤマボウシそして純白の梅花ウツギ、果樹ではキューイフルーツの白い花が咲いてくれるので今から楽しみです。
四月二十三日のお稽古は眉風炉で灰形作り。
そして先月最後のお稽古は、私のゼミのために七事式の且座之式 を二回ほどそして平花月を一度。特に且座之式 は参加人数も少なかったこともあり、私が花・炭・香をやらさせていただいた後、その後は亭主役もさせてもらいました。
そして先週のお稽古は風炉に変わったこともあり、後炭手と基本の濃茶点前と薄茶点前でした。
来週は研究会の予習として、盆点そして替茶碗薄茶点前と齋藤先生から予告がありました。また研究会当日は佐藤先生のお社中の皆様方による茶箱付花月之式と分かりましたので今から楽しみです。
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