風の森通信 第2062号
今年最後の野菜収穫
今日の仙台は晴れで雪もなく暖かい一日でした。
鈍っていた体に活を入れるため、久しぶりに家庭菜園に行ってきました。
以前親戚の義姉から“菊芋“を送ってほしいといわれていたのを思い出し、雪が降る前にそして今年中に掘っておこうと気合を入れていざ!!
菊芋の高さは約3mにもなり生命力の強い植物です。
10本の茎から収穫できたのが約6Kg。小ぶりなものでしたがいつもこんなところでしょうか。
菊芋の最大の特徴は主成分であるイヌリンが、“天然のインスリン”とも言われるほど血糖値を下げる働きをすることで知られています。つまり菊芋は糖尿病の予防や改善にも大きな効果を発揮することが期待されるわけです。
イヌリンの特徴は他に腸内環境を整える働きもしていて、腸内にある糖質も体の外にスムーズに運び出して、便秘の改善や脂肪肝の予防や改善が図られます。
また菊芋にはポリフェノールも含まれているので抗酸化作用の働きが強く、老化を早める活性酸素の働きを阻害そして抑制してくれる働きもあるため、美容と健康そしてアンチエイジングにと私たちの毎日の健康に大きな効果のある健康食品といえると思います。
それにペクチンも含んでいることもあって、私たちの体内に取り込まれた重金属や放射能物質を体内から除去する作用もあると、震災後話題になっているようです。
菊芋は畑で簡単に収穫できる野菜ですから、薬と違って副作用は全くありません。今の日本人にとってまさに奇跡の健康食材・除染食材として育てていかなくてはと考えています。
簡単な調理方法として、味噌漬にしたり塩麹漬にして頂きたいと思っています。面倒なことといえば皮ごと漬け込むため、亀の子たわしで土を丁寧に取り除くことが必要なことくらいでしょうか。
菊芋を分けてほしいという友人たちもいますので、来年度は今年より倍近く植え付けてみたいと思っています。
今から楽しみです。
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