風の森通信 第2100号
書の暦 “長月”
佐々木祐一筆 長月
九月ともなると仙台は最低気温が十度代まで下がり、肌寒さを感じると同時に凛とした気持ちになるものです。
留まることなく湧き上がる雲の様子が見えてきます。
自然の美しさや雄大さは誠に素晴らしく、誰もがその前では黙さずにはいられません。
文字の濃淡を見ているだけで水墨画の世界に入っていけそうです。
先々週のお稽古は茶箱で卯の花点、雪点前。
先週は和敬点そして色紙点でした。次回は武田さんの強い要望で月点前と花点前となりました。
今から楽しみでございます。
九月三日(日)午前十時集合で、近くの仙台白百合学園高等学校茶道部の皆様方による 仙台白百合学園学園祭 茶会に席入してきます。
子供茶道教室の生徒たちやご父兄の皆様方とご一緒させて頂きます。
茶道部は今年三十五名の部員で、三年生が中心となって準備をしていただいたと聞いています。特に今年は留学生も加入されているようで、どのようなおもてなしが待っているのか楽しみです。
和の学校仙台分校へどうぞ