風の森通信 第271号


 これまでのメールマガジン「風の森通信」を、本日からブログとして毎週一回お届けいたします。

 今日は立春だというのに、仙台の今朝の最低気温が氷点下7.5℃と今冬一番の寒さとなった。暦の上では春になったのだが、東北ではまだまだ春は遠い。それに昨日、一昨日と降った雪で石灯籠の上にはご覧のような積雪となった。
寒さがゆるむまで、しばらくこの雪景色が楽しめそうだ。

photo_28.jpg


 お稽古の中でも、年に一度この季節にしか会うことのできないお茶碗がある。
「筒茶碗」である。
極寒のこの季節「冬あたたかに」のおもてなしの趣向。
大炉を開きそしてこの「筒茶碗」。

photo_27.jpg



両手の中にこの「筒茶碗」があると、「ああ、体も心もあたたまる」といつも思うのである。
雪国のこの寒さがあるからこそ、普段とは違ったあたたかさを感じとることができるのだろう。
「筒茶碗」には紅白の梅の花が描かれている。
私の手にしっくりと馴染んでお気に入りのお茶碗なのだ。
百花の中でも一番先に春の訪れを告げてくれるのが梅の花。
このお茶碗を使い茶筅通しや茶を点てる時は、少し右に傾けての所作となる。
そして大炉では逆勝手。頭の中で左と右を変換しながらとなるので普段より時間がかかってしまう。
正客の席に座り「筒茶碗」が定座に出されるまで、ゆったりとした時間が過ぎていきました。

  「お茶杓の銘は」
  「春告鳥と申します」

この筒茶碗の梅の木の枝に、鶯がとまってくれるまでゆっくり待つことにいたしましょう。

 今日のお稽古は、「大炉後炭点前」「大炉濃茶点前」そして「大炉薄茶点前」。

コメントの投稿

非公開コメント

春を呼ぶ碗

年に一度しか出会えない器達…一瞬瑞巌寺の臥龍梅を思い出しました。ブログ完成おめでとうございます!さすが冨樫さん…フットワークの軽さに感心してました。これからも楽しみです☆

今後ともよろしくお願いいたします。

 hanaroさん最初のコメントありがとうございました。深謝です。
なんとかブログ「風の森通信」完成です。
内容はこれからじっくり時間をかけて見直していく予定です。
hanaroさんのレベルまではまだまだ時間がかかりそうですのでこれからもよろしくご指導のほどお願い申し上げます。
いつもこの時間まで起きていられるのでしょうか。お疲れ様でした。
今日の午前9時に山形市内にあるお茶室へ和の学校仙台分校「お茶を楽しむ会」の第8回例会で行ってきます。どんな出会いがあるのか楽しみです。

「臥龍梅」今年はなんとか見に行きたいと思っております。そしてhanaroさんにもお会いしたいものです。
カレンダー
08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
プロフィール

 冨樫 通明  (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)

Author: 冨樫 通明 (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)
NPO法人和の学校会員、和の学校仙台分校会員。
茶道を中心とした「和の文化」の実践と普及・拡大に取り組んでいます。
昔からあった美しい東北の四季、それを彩る催しなどもお届けしていきます。

リンク
ブログ検索
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

FC2カウンター
QRコード
QR
いくつになったの?

天気予報

-天気予報コム- -FC2-
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

カテゴリー
最近の記事
最近のコメント
月別アーカイブ