風の森通信 第376号


葉わさび

  今年もまた待ちに待った葉わさびの季節です。
朝早く庭に出てみると、葉わさびの鉢にはもう小さな白い花がひっそりと咲いています。

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一般的には湧き水があったり清流が流れているところで栽培するといわれていますが、ここ仙台では庭や鉢植えでもよく育ってくれます。葉はハート型で表面には光沢があり、30センチ程度の花茎を伸ばし白色の小花を房のようにたくさんつけます。
ビタミンCを豊富に含んでいるといわれ酸化防止に役立つとか。

 私は葉わさびが大好きで、よくスーバーで買ってきては自分で作り楽しんでいます。
作り方はいたって簡単。
葉と茎をよく水洗いして手ごろな長さに切り、わずかな塩でよく揉んで一時間程度放置しておきます。
その後、熱湯の中に約10秒程度入れてすぐに水で冷やし水をきります。その後醤油を少し入れ蓋付きの容器に密封し、一昼夜冷蔵庫に入れておけば出来上がりです。
いただく時、蓋を開けるときの鼻につんとくる辛さがなんともいえません。独特の風味とさわやかな辛味は、食欲増進にもなりビールのおつまみには欠かせません。味としては辛味があって爽やかな甘みがある葉わさびが最高級品。
産地としては福島県飯館村産が私にとって一番のお気に入り。
四月上旬までしか味わうことのできない、とっておきの春の味なのです。

 今回のお稽古では、我々生徒が四ケ伝の中から希望のお手前をお稽古させていただくことになりました
私はその中でも苦手な「唐物(からもの)」
帛紗を行(ぎょう)に捌くのが小さくなってなかなか難しく、お茶入を鐶付(かんつき)に出してから帛紗を戻す時に、ポンとうまく跳ねてはくれません。何度やっても至難の業で、帛紗がばらばらになってしまいます。
渡辺先輩は台天目(だいてんもく)、高橋先輩は盆点(ぼんだて)見ているだけでも勉強になるものです。
今日のお稽古で教えていただいたことを、少しでも忘備録に手を加えておかねばなりません。
来週は台天目点をお願いしようかと思っております。

床   春くれば宿にまづ咲く梅の花君が千歳のかざしともみる 

藤原公任筆として知られている写しで、この季節にしかお目にかかることはできません。
今日いただいた主菓子(おもがし)は京都鶴屋吉信の「花みやび」

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清水の中に桜の花びらがあって、いただくにはもったいないほどの絵を見ているような主菓子だったのです。


和の学校仙台分校へどうぞ

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プロフィール

 冨樫 通明  (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)

Author: 冨樫 通明 (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)
NPO法人和の学校会員、和の学校仙台分校会員。
茶道を中心とした「和の文化」の実践と普及・拡大に取り組んでいます。
昔からあった美しい東北の四季、それを彩る催しなどもお届けしていきます。

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