風の森通信 第380号


摺り足

 お稽古が終わり帰る間際に、終わった後のお茶室がどうなっているのか先生にお願いをして拝見させていただくことができました。
あれだけいっぱい並べられていたお道具はすっかり片付けられ、あるのは床にあるお軸とお花そして煮えの落ちた釜だけが残されています。

photo_19032402.jpg

その中でも大きく変化したのは釜でしょうか。
先ほどまであんなに煮えたぎっていた釜は、もう湯気は出なくなってすっかり静まりかえっています。
障子からの光を受けて、釜がほっとしているようにも見えてくるから不思議です。

 今回のお稽古で一つの発見がありました。
齋藤先生の歩き方です。
先日、大先輩のさんに歩き方を勉強するようにとお話があったばかりです。
今日のお稽古は、炭付花月(すみつきかげつ)と貴人清次花月(きにんきよつぐかげつ)を、あわせて四回させていただくことができました。
それぞれの花月は、先生を含めて五人で行うもので、「花」の札をひいた人がお手前をするという約束のものです。「花」の札をひいた時は、先生であっても点前座で薄茶を点ててもらうことになります。おかげで先生の足の運びを何度か拝見させていただくことができました。
いわゆる摺り足(すりあし)と呼ばれるもので、きれいな足の運び方であることが分かりました。
摺り足はよく能楽の舞台で見かける歩き方です。
以前「和の学校」のホームページの中で「貴人が外出する前に、陰陽師(おんようじ)が邪気をはらう時の足の進め方」ということを読んだことがあります。昔は摺り足で歩行することが、呪術だったということになるのでしょうか。
私も摺り足の真似をしてみたのですが、なかなか思うように足が進んでくれません。

 明日は「和の学校」仙台分校お茶を楽しむ会の三月例会です。
大崎市古川にある祥雲閣での「弥生の茶会」に参加してきます。
そして明後日は仙台道場での研究会参加となりますので、摺り足を含めてしっかり勉強してまいりたいと思っています。


和の学校仙台分校へどうぞ

テーマ : 趣味と日記
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プロフィール

 冨樫 通明  (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)

Author: 冨樫 通明 (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)
NPO法人和の学校会員、和の学校仙台分校会員。
茶道を中心とした「和の文化」の実践と普及・拡大に取り組んでいます。
昔からあった美しい東北の四季、それを彩る催しなどもお届けしていきます。

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