風の森通信 第395号
「一年は五月のためにある」
風さわぎ初夏の光に輝ける若葉は時に花よりきれい
平成19年5月11日 冨樫通明
「一年は五月のためにある」という言葉に私も納得です。
しのぎやすい気温と湿度。
木々の下から若葉を見上げると、木漏れ日の光は風まかせ。
若葉が花よりきれいなのではと思ってしまいます。
仙台市の定禅寺通りや青葉通りでは、欅並木の若葉が日毎に鮮やかさを増し、周囲の生気を甦らせまばゆいほどに輝いています。
光もまだ若くてその明るさに耐えかねてでしょうか、花という花はみな噴き出すように咲いています。
仙台は一年の中で一番美しい装いの季節です。
この五月のために寒く長い冬を耐えてきたのかと思うと、思わず深呼吸をしてしまいました。体や心の隅々まで、清々しさとそして安らぎを吹き込んできてくれたのです。
仙台では明日ハーフマラソン大会、19日と20日は「仙台青葉祭り」、最終の土・日は「杜の都の大茶会」と五月は忙しい週末が続きそうです。
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