風の森通信 第401号


薫風

 今朝は久しぶりに朝寝坊。
パジャマ姿で二階の私の部屋からベランダに出て庭を見下ろすと、「山法師(ヤマボウシ)」が咲いているのが見えます。

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新緑から一雨毎に緑が濃くなってきた庭の木々の中で、一際目につく白い色の花。
山法師は学名 Benthamidia japonica で日本の名がつけられていて、古来からあったミズキ科ヤマボウシ属の落葉木。
最近まで咲いていた「アメリカハナミズキ」のような華やかさはありませんが、その白さと形が印象的な花です。
花の名の由来は、白い苞が白いずきんをかぶった山法師を連想することから名付けられました。
秋にはオレンジ色の小さなサッカーボールのような形をした甘い実がなり、口に含んでみる楽しみがあります。

 もう一つ咲いている清楚な白い花。
それはベランダのすぐ近くまで枝を伸ばしている「エゴノキ」です。

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学名はStyrax japonicaとなっていて、この木にも日本の国名がついていることを知りました。
枝にはびっしりと下を向いた花が鈴なりに咲いて、枝をひっぱってみると甘い香りがしてきます。ひとつひとつの花を見ていると、ぽつりぽつりと話しかけたくなってくる花です。


   エゴノキと初めて名前知り得たる下向きて咲くま白き小花
 
                                 冨樫通明


ベランダにいるだけで、若葉の香りを漂わせて爽やかな風が吹いてきます。
おもいっきり深呼吸してみました。

今日のお稽古で床に荘られたのが剛山老師筆 薫風

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まさに初夏のこの季節に相応しいものでした。
今日のお稽古は風炉を使った「初炭手前」そして「行之行台子」
初夏の風がお点前をしている席まで吹いてきてくれたのです。


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テーマ : 和風、和物、日本の伝統
ジャンル : 趣味・実用

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プロフィール

 冨樫 通明  (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)

Author: 冨樫 通明 (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)
NPO法人和の学校会員、和の学校仙台分校会員。
茶道を中心とした「和の文化」の実践と普及・拡大に取り組んでいます。
昔からあった美しい東北の四季、それを彩る催しなどもお届けしていきます。

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