紅花(べにばな)
先日、宮城県色麻町(しかまちょう)を訪れた時、紅花を手にいれることができました。
黄色があまりにも鮮やかなので写真に撮ってみました。
紅花は山形を代表する花です。
紅花の異名は「末摘花」、源氏物語に出てくる女性のお名前です。
日本国内では山形が主産地で、昔は「最上(もがみ)の紅花」として京や江戸に運ばれ、彼の地の女性を鮮やかな紅で彩ってきました。
「紅花摘み唄」 山形県民謡
千歳山からな
紅花の種まいたよ
それで山形花だらけ
さーさ つましゃれ つましゃれ
・・・
咲いた花よりな
見る花よりもよ
つんで楽しむ花の唄
さーさ つましゃれ つましゃれ
花の六月な
それ来た咲いたよ
つんだ花から恋が出る
さーさ つましゃれ つましゃれ
昔からよく聞いてきた民謡です。
紅花を見られるのは山形駅から車で約20分の山形市高瀬地区。この高瀬地区はスタジオジブリの「おもひでぽろぽろ」の舞台にもなったところ。
紅花は鑑賞用だけではなく、染物の原料やお茶の加工用として今も昔と変わらぬ製法で受け継がれています。
さくらんぼ狩りが終わり、半夏生を過ぎた頃から紅花摘みも楽しめるようになります。さくらんぼ狩りは6月下旬から、そして紅花摘みは7月上旬から7月中頃まででしょうか。
どうぞ山形においでの際はご一報いただければ、不慣れではございますが私がご案内させていただきます。
さきほど和の学校仙台分校会員のT先生からメールが届きました。「紅花の飾り火箸や、紅花染めの紬の着物と身近に楽しんでいます」とのこと。
月釜などのお茶室で、紅花の銘がついたお道具などがありましたらゆっくり拝見させていただきましょう。
そしてこの季節を楽しみたいものです。
紅花が朝露に濡れ揺れており初夏の出羽路に風過ぎてゆけ
平成19年6月16日 冨樫通明
和の学校仙台分校へどうぞ
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