風の森通信 第445号


銘 「行く秋」


 この一週間で多くの方々からメールやコメントを頂戴しました。


    「行く秋」という主菓子(おもがし)はどのようなものだっ
    たのでしょうか?

photo_19110202.jpg

 「行く秋」という主菓子は、11月3日に開催された東北大学主催の「紅葉の賀」の野点席でいただいたお菓子の銘(めい)です。
今の季節の名をそのまま使った主菓子。
それは紅葉の葉が下に見え、表面にはうっすらと霜がおりている景色のお菓子でした。
席入したのが最後の時間ぎりぎりということもあり、すぐに出されて写真を撮る暇もなくいただいてきました。
その後多くの方々に、ブログ「風の森通信」やmixiの「日記」の会記を見ていただき「行く秋」の銘に興味を持っていただいたようです。

 お菓子に銘が付けられることで、私たちは想像を膨らませることができます。
銘には季節の移ろいや、お茶会が開催されるまでのストーリーが存在するものです。
「行く秋」という銘の持つ寂しさや、ものの憐れが心の中に浮かんでまいります。銘のイメージが、私たち一人ひとりの心の中で広がっていってくれます。
その主菓子に込められた銘によって、私たちをその世界に引き連れていってくれるのです。
池に石を投げ入れた時の波紋のようなものでしょうか。
銘の持つ意味。
その銘だけが持つ言葉の響き。
銘による季節感。
いろいろなことを連想させてくれます。
それはまさに銘というものが点となり、そして広がっていく様子を私たちは楽しむことができるのかもしれません。

 今日のお稽古は長板総荘にて初炭手前、濃茶点前そして薄茶点前。
床には壷荘が設えられ私たちを迎えてくれました。

 明日は和の学校仙台分校設立準備室「お茶を楽しむ会」の例会が開催されます。
宮城県柴田町「如心庵」(国宝如庵の写)で席入をしてまいります。どんな出会いが待っているのか今から楽しみです。


和の学校仙台分校へどうぞ

テーマ : 和風、和物、日本の伝統
ジャンル : 趣味・実用

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プロフィール

 冨樫 通明  (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)

Author: 冨樫 通明 (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)
NPO法人和の学校会員、和の学校仙台分校会員。
茶道を中心とした「和の文化」の実践と普及・拡大に取り組んでいます。
昔からあった美しい東北の四季、それを彩る催しなどもお届けしていきます。

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