風の森通信 第457号
願かけ
今日は初釜の日。
先生のお宅に行く途中に「賀茂神社」がある。
既に初詣は済んでいたが、せっかくなので別の願をかけようと思いたち寄ってみた。
「学ぶことが楽しめますように」
「私と私の周囲の人が健康で幸せになれますように」
二度目の願かけのほうが効力はどうなのか心配ではあったが、しっかりとお願いをしてきた。
最近は年齢的なこともあってか、お年玉をポチ袋に入れて子供たちにあげる機会がめっきり減ってきている。財布の中身を心配することはなくなったが、子供たちの喜ぶ顔をみられないのは寂しいものである。
以前はよく文房具店に行ってポチ袋を買い、いつ訪問者があっても大丈夫なようにお金を入れて用意していたものだ。
「犬の絵もかいてないのにどうしてポチ袋というの」とよく子供たちから聞かれていた。
ポチの類語として「これっぽっち」というのが昔からあって、「ほんの僅かな」とか「ささやかな」などの意味に使われてきた。
子供たちにとっては大金を入れていたので、そんな意味のことも話した記憶はない。
適当にはぐらかしていたとしかいいようがない。
今日届いた和の学校の「学校新聞」によると、年少者や地位の低い人に贈るのが「お年玉」で、年長者やお世話になっている人に贈るのは「お年賀」とのこと。
そういえば昔、母に「お年玉」といって手渡していた。
どうもその使い方をこの歳になるまで間違っていたようだ。
でも文房具屋などでは「お年賀」という袋をみたことがない。
今になってはどうにもならないが、これからは私がもらう立場にまたなった時「お年玉」でいただけるのかそれとも「お年賀」としていただけるのか今から楽しみである。
いずれにしてもつべこべ言わず、母と同じようにありがたく頂戴することにしよう。
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